「やめてくださいよ、また予防だなんて」
「知ってますよ、あれでしょ？歯ブラシの話でしょ？」
「歯医者のお姉さんから聞いてますよ（キッパリ）」
「それより早く治療して下さい」
・・・・聞こえてきそうですね（笑）。

私達の“２０Question”という問診票の第１３番に、「専門的に歯の磨き方の仕方を教えてもらったことはありますか？」という質問があります。皆さんならなんて答えますか？“はい”ですかそれとも“いいえ”でしょうか？

私達の患者さんは、圧倒的に“いいえ”の答えが多いんです。口中、治療の跡があるのにです。不思議ですね。

でも、なぜでしょう？

どの科目の教科書を見ても、診査・診断の後には必ず“予防”の項目が出てきます。そうなんです、治療の第一歩は虫歯や歯周病の原因をお口の中から取り除くために絶対に必要な“予防”について学ぶことなんですね。お口の中にその原因が山のようにあるまま、いくら精度の高い治療をしても、その内“元の木阿弥”となるのは火を見るより明らかです。いかがですか？もっと云えば汚れたお口では、きちんとした治療はできないのです。自明ですよね（笑）。

ですので、当院ではデンタルドックの後は“予防プログラム”なのです。いかがですか、筋通ってるでしょ？もちろん緊急治療はやりますよ（笑）。

「予防プログラム」ってなに？

当院での「予防プログラム」は凄いです、自分で言うのも何ですが（笑）。だって５回の予約で計５時間以上かけてやるんですよ。これが凄くなくて何が凄いんでしょう？結果、どなたでも今までとはまったく違うお口に早変わりします。本当です。例えばデンタルドックの時歯ぐきからの出血率が８０％を超えているような患者さんでも、５回のアポイントが終わる頃には、出血ゼロか少なくとも１０％以下にはなっているでしょう。ゆくゆくは０％になること請け合いです（キッパリ）。凄いでしょう？わずか一月か一月半くらいの出来事ですよ。これで今までよりず～っと、むし歯や歯周病になりにくいお口を手に入れたことになるのです。凄いことじゃないですか！

これで私たちの精度の高い治療が生きるということですね。「なぜって？」むし歯や歯周病になり難い環境になったのですから、治療後の歯が長持ちするってことですよ。嬉しいですね（笑）。