えっ、プリベンション、なにそれ?その26

 

こんにちは!守谷市古谷歯科医院、古谷 容(いるる)です。

 

「じゃあ悪いことってのはなんです?」「それはね・・・」

 

先生、なにやら意味ありげですね。ペリ公はどんな悪さをするのでしょうか。今日はそんなお噂です(笑)。

 

 

「それではペリクルがやっている良くないこと、つまり我々にとって不都合なことについて話しましょうね」

 

「よろしくおねげ〜しやす」

 

「じゃあ与太郎さん、質問です」

 

「なんです?」

 

「ペリクルのもう一つの仕事は何でしょう?」

 

「そうですね、岡っ引きの与一もそうなんです。裏で、博打場や岡場所で袖の下もらって見て見ぬふりしたり手入れの情報流したり・・・」

 

「それはひどいですね、でもペリクルも似たようなことやってますよ」

 

「どういうことなんです?」

 

「表の顔ではね、それこそ歯を守る正義の使者。そして裏では・・・」

 

「裏では?」

 

「仲間を募ってむし歯や歯周病を作るべく日夜密かに活動しているんです」

 

「仲間?日夜?密かに??・・・岡っ引きどころか盗賊みて〜ですね。まるで霞の定五郎だぜ。与一なんか可愛い方じゃね〜ですか。それでどんな事やってるんですか、ペリ公は?」

 

「ペリクルはとても薄い膜だって言ったじゃないですか。その膜が接着剤みたいな働きをして、他の多くのばい菌をくっつけるんです」

 

「へ〜、これが仲間を集めてってやつなんですね?」

 

「そうなんです、多くのばい菌が層をなすようにしてどんどん厚みを増していくんです」

 

「どんどんですか・・・」

 

「そうなんです、どんどんなんです。それに与太郎さん覚えていますか、口の中には500〜700種類のばい菌がいるんでしたよね」

 

「そうです、知ってますよ」

 

「そいうことはね、結局いろいろな性質のばい菌がいるということなんです。で、その中にペリクルにいち早く取り付くばい菌がいてね」

 

「まるで江戸っ子みて〜ですね、気が早え〜やつもいるもんだ、ったく」

 

「そうなんです、あっという間なんです。あっという間にペリクルができて、あっという間に気の早いばい菌が取り付くんです、そしてこのばい菌のことを“早期定着細菌”なんていうんですよ」

 

「早期ね〜、じゃあ先生、早期があるんでしたら、その〜気が遅い・・・っていうか、のんびりした奴らもいるんですかい?」

 

「いますいます」

 

「じゃああれですかい、“後期定着細菌”とでもいうんですかい?」

 

「ピンポ〜ン!!正解!!与太郎さん凄い!!」

 

 

と先生も絶賛の与太郎さんでした。

 

続きは次回、おあとがよろしいようで!