えっ、プリベンション、なにそれ?その20

こんにちは!守谷市古谷歯科医院、古谷 容(いるる)です。

 

ここのところハイボールで乾杯してから、話はあらの方向へ(笑)。そして源内先生とおけいちゃんの祝言話にまで発展してしまいました。若い二人の門出はもうすぐなのでしょうか?それとも・・・。

 

「大家さん大家さん!」

 

「なんです、え〜と、そうとなったら祝言の日程を決めませんとね、そうそうあと場所と誰を呼ぶかですね・・・」

 

「お〜やさん!!」

 

「なんです、うるさいですね」

 

「祝言の話は後にしましょうよ。みな酔っ払ってるし、何かの間違いがあっちゃいけね〜し。別の日に寄り合って決めましょうよ、飲む前に。先生もまた寝ちゃいそうですよ、それに・・・」

 

「それになんです?」

 

「今日はばい菌の話をしてたんじゃなかったんですか?」

 

「そうでしたね、なんで祝言の話になったんでしょうね。まいいでしょう、それでどんな話でしたっけ」

 

「口ん中にはなんでも500〜700種類くれ〜のばい菌がいて、ちゃんと手入れしている人で2000億個、あっしみて〜にズボラな手入れだと4000〜6000億個いるって〜話だったよね、源ちゃん」

 

「多分。大家さんそう言ってたね。先生、こんな感じでいいんですか?」

 

「そうですね、大家さん大したものですね(眠いんだけど)」

 

「いや、私は先生からお聞きした話をそのまま言っただけですから」

 

「そうでしたね、プリベンションの時にお話したんですね」

 

「そうです、そのときは衝撃でしてね、ビックリして考えを改めようってそう思ったものでした」

 

「そうでしたか、でもよかったでしょ?」

 

「そうですね、それに正しい手入れのやり方を丁寧に教えていただいたお陰で、治療が終わってからかれこれ20年以上、なんとか健康に過ごすことができています。ありがたいことです」

 

「20年以上は凄いっすね、それに大家さんの話だと若い頃はひで〜口だったみて〜だし、あっしもあやかりて〜です」

 

「その話は何回もしてますよ、与太郎さん、大丈夫だって、それに・・・」

 

「それになんです?」

 

「話の途中で飛び出して松の湯へ行った話ですか、先生」

 

「何で知ってんの、源ちゃん?」

 

「えっ?だって俺と先生が店に入ってきたとき、先生が言ってたじゃない、何で飛び出してったって」

 

「・・・・・・」

 

「怖気づいたな、与太さん(笑)」

 

「まあまあ源内先生、いいじゃないですか。でも今日は本当に良かったですね。与太郎さんはまた来てくれるみたいだし、それに・・・」

 

「それに?」

 

「あなたのことですよ、源内先生。あなたとおけいちゃんのことですよ!目出度いことですね、いや〜ホント!」

 

あらあら先生まで大家さんの話に乗っちゃってますね。それに目も冴えてきたみたいですよ(笑)。

 

 

「これこれ与太郎さん、今度の予約はいつなんです?」

 

「えっ?」

 

「先生のところの予約ですよ」

 

「あっ、慌てて飛び出してきちゃったんで予約してないっす」

 

「そうでしょう、じゃあいつがいいですか?」

 

「今取れるんですか、予約?」

 

「取れますよ、このスマホから入れちゃいますから、いつにしますか?」

 

「・・・・」

 

といった訳で与太郎さんのプリベンションの予約日が決まりました。

どうなりますやら。続きは次回。おあとがよろしいようで!

えっ、プリベンション、なにそれ?その19

こんにちは!守谷市古谷歯科医院、古谷 容(いるる)です。

 

何やら源内先生が、おけいちゃんの膝で膝枕をしたのしないので大騒ぎになってますよ。でも源内先生は言を左右していますが、おけいちゃんの様子を見ていますと、まんざらでもなさそうですね(笑)。

 

 

「そうなんですか、ご両人は。はは〜源内先生も隅におけませんな」

 

「いやいややめてくださよ、大家さん、そんなんじゃないんですよ」

 

「はは〜ん、そうか、おけいちゃんがやけにばい菌のこと詳しかったりするのが変だなとは思ってたんだけど、そういうことだったんだ」

 

「まあまあ皆さん、仮にお二人がそういう間柄だったとしても、いいじゃないですか。お二人とも独り身なんだし、そういうことになっても、ね〜源内先生」

 

「・・・・・(先生まで・・・覚えてないっつ〜のに)」

 

 

あらあら、どうも話の流れが二人はそういう間柄だということになちゃったみたいですね。あ〜こわ!

 

 

「おい源ちゃん、覚えてないの一点張りじゃしょうがね〜よ。それじゃこの間のおいらとおんなじだよ、ね〜大家さん」

 

「そうですね、おんなじですね。ことの大小はありますけどね」

 

「事の大小って・・・」

 

「あ〜たのは人様に大きな迷惑をかけますけれど、源内先生とおけいちゃんは誰にも迷惑はかけてませんからね。それにお二人で幸せになってもらうんですから、いいことじゃないですか」

 

「もう大家さんたら!」おけいちゃんは前掛けで顔を隠し、奥へ行ってしまいました(笑)。

 

「あはは、若いということは何ともいいですね、ういういしくてね。見ててもなんかこう幸せな心持ちになりますね、ねえ先生」

 

「そうですね、なんかそういう目で見てますと、お似合いのカップルという感じがしてきました、今まで思ってもみませんでしたが」

 

「ちょっと待ってくださいよ、先生も大家さんも何言ってるんですか。酔っ払って膝枕したのしないのくらいで、もう夫婦の契り結んだみて〜になってますけど、早すぎやしね〜ですか、早すぎや、ねえ源ちゃんはどうなの、そんな気ないよね?」

 

「・・・・・」

 

「げっ、その顔と沈黙はまんざらでもね〜ってこと?」

 

「ほ〜ら見なさい。与太郎さん、これが世間というものですよ。ほら、あ〜だこ〜だと言ってごねていた熊さんだって、あたしが紹介した娘と秋には祝言上げるって、聞いてるでしょ?」

 

「聞いてますけど。そうっすか、これが世間っすか・・・」

 

「そうです、こういうことはね、親なんかより、周りが段取り立てて進めるに越したことないんです、昔から。そう昔からね。二人の話なんか聞いてたら埒が明かないんです。だからね、どうですこういうことで、ねえ先生」

 

 

話しを振られた先生が「そうですね〜」なんて言ったものですから、

 

 

「よしっ!そうと決まったら早速段取りしちゃいましょう。ねっ、善は急げと言いますからね、昔から(いいことは早くしないとね)」

 

 

あらあらとんでもないことになってきちゃいましたよ。当の二人の話なんかお構いなく、大家さんはどんどん話を進めていきます。でも源内先生もおけいちゃんもそんなに悪い気はしていないと思うのは私だけでしょうか?まっ、大家さんが言うように“これが世の中”なのかも知れませんが・・・。それにしても若い二人の人生がこんなふうに決まっていくのかと思うとなにやら空恐ろしい感じもしますね(笑)。

 

 

おっとまた今回も長くなってしまいました。それに当初の目的(落語DEお勉強)の趣旨からかなり外れてしまいました(汗)。

 

そろそろ軌道修正しないと(笑)。

 

では!おあとがよろしいようで!

えっ、プリベンション、なにそれ?その18

こんにちは!守谷市古谷歯科医院、古谷 容(いるる)です。

何やら先生お目覚めのようですよ(笑)。

 

「おはよ〜ございま〜す。先生復活ですか?(笑)」

 

 

みな、クスクス笑っています。でも相手が先生ですから大笑いはできません。ので、クスクス笑いです。みな肩が揺れています。

 

 

「どうしたんです、みんなクスクス笑って」

 

「おめざめですか、先生、改めまして、おはよ〜ございます」

 

「いや〜少し飲み過ぎました。ハイボール、あまりに美味しかったものですから・・・(何杯飲んだんだろ?)」

 

「でしょ?こんなうまい物教えてくれて、源ちゃんありがとね」

 

「いやいや与太さん、そう云ってもらえりゃ嬉しいよ。勧めたかいがあるってもんだよ、ねえ先生」

 

「そうですね、でも私は何とも言えません。居眠りしちゃったんですから」

 

「何言ってるんですか先生。そんな事あるわけないじゃないっすか。うまいもん食って飲んで、気持ちよくなって、ねぇ、そんでもっていつしか日頃の疲れがど〜っと出て、ついついうとうとする、ねえ大家さん、よくありますよね、誰にでもねぇ」

 

「全くです。与太郎さんもたまにはいいこと言うじゃないですか(それにしても長いねセリフが)」

 

「たまにははないでしょ、大家さん、たまにはは(怒)」

 

「まあまあ与太郎さん、かく云う私も先日あ〜たと淡路町のぼたんで一杯やったとき、不覚にも寝てしまいましたしねぇ」

 

「俺なんかしょっちゅうだよな、おけいちゃん」

 

「え〜っ、自覚してるんですか源内先生。先生なんかしょっちゅうですよ、飲みながら寝ちゃうのなんか。こないだなんか、お〜いって呼ばれたから、なんだろうと思って行ってみたら、源ちゃんなんて言ったと思います?」

 

「いや〜なんだろ、分かんね〜な、源ちゃんなんて言ったの?おけいちゃん」

 

「膝枕するから膝貸して・・・ですって(プンプン)」

 

「・・・・・」

 

「・・・・・」

 

「おやおや源内先生、本当ですかそれは?あまり頂けたものじゃありませんね。ここは蕎麦屋ですよ(それにやぶだし)」

 

「いやね大家さん、それがあんまり覚えてないんですよ。膝枕したのかしなかったのかも・・・」

 

「どうなんだい、おけいちゃん、したのしなかったの?どっち?膝枕」

 

「・・・・・・」

 

「なんです、黙っていたんじゃわかりませんよ」

 

 

とかなんとか妙に盛り上がってきましたよ。

 

あれ?ちょっと待ってください。おけいちゃんの顔がぽっと赤くなって来たじゃないですか。あらあら⤴ど〜ゆ〜こと?(笑)。

 

全くどうなっちゃってるんでしょう、この人達は(笑)。

今回もお勉強とは程遠いお話になってしまいました。先生が復活しましたので、この次はお勉強のお話にしますね。

 

では、おあとがよろしいようで!

 

えっ、プリベンション、なにそれ?その17

こんにちは! 守谷市古谷歯科医院 古谷 容(いるる)です。

 

 

「・・・・なんてね・・・じつはね、与太郎さん・・・むにゃむにゃ」

 

寝言です。

 

どひょ〜〜〜(笑)。

 

「やっぱり続きがあったんすね、さすがっすね、やっぱ先生は(違うと思ってたぜ)」

 

「まあまあそうは言っても続きが知りて〜な、どうだい与太さん」

 

「そうだよね、でも源ちゃん、先生、寝てたんじゃ聞けね〜し、困ったもんだね」

 

 

おいおい与太郎さん、普通に“源ちゃん”って言ってますけど、先輩ですよ、源内先生は!ってかタメ口だし。それに超有名人なんですよ。分かってます?まっいいか(笑)。

 

 

「そうだねぇ、大家さんどうしますか、でも大家さん、先生から聞いてるんでしょ?治療のとき」

 

「そうですね、でもだいぶ前のことですし、大方忘れちゃってますけど・・・」

 

「いいじゃね〜ですか大家さん、松の湯ののりで教えてくださいよ」

 

「松の湯ののり?なんだいそりゃ」

 

「まあ源内先生、いいじゃないですか」

 

「そうですか。松の湯での話はなんでしたっけ。そうそう、そうでした」

 

「大家さん一人で何納得してるんです」

 

「いえね、何を話したのかなと思いましてね。体の皮膚やお腹の中にいるばい菌の話でしたね」

 

「そうですよ、なんてったってあの架純ちゃんもばい菌だらけっていう・・・」

 

「何いってんの与太さん、そんなの人間いや生き物である以上当たり前だって」

 

「・・・・・・」

 

「それより大家さん、口の中はどうなってんですか?先生はなんと言ってたんですか?」

 

「そうだこれが知りて〜んだよ、なあ与太さん。俺も口ん中のことまでは分からね〜からな」

 

「なんでも先生が云うには、口の中にはなんと、500から700種類のばい菌がいるんだそうですよ」

 

「えっ、なん種類ですって?」

 

「ですからおおよそ500から700種類ですって」

 

「・・・・・・」

 

「・・・・・・」

 

「じゃあ大家さん、数の方はどうなってんです?」

 

「数ですか?あんまり言いたくはないですが、いいんですか?」

 

「知りて〜から聞いてんじゃね〜ですか、早く言ってくださいよ!」

 

「そうですか。じゃあ言いますよ。いいですね?じゃあ行きますよ。先生に教わってきちんと口の手入れができている人で、おおよそ2000億個だそうです」

 

「えっ2000億??口の中に?2000億個?」

 

「いや〜そりゃびっくりですね、大家さん。さすがの俺もそこまでとは知りませんでしたよ」

 

「それじゃあ大家さん、あっしみて〜に手入れが全然できてね〜やつはどうなんです?」

 

「そうですね、与太郎さんみたいに適当にやってる人の場合は、4000から6000億個じゃないかって言ってましたよ、先生」

 

「あ〜〜〜〜〜」

 

「・・・・・・」

 

 

先生は寝てるし、与太郎さんと源内先生は目がポチポチってなってるしで、すっかり盛り下がってしまいましたよ(笑)。

 

「・・・・なんてね・・・じつはね、与太郎さん」先生、復活です(笑)。

 

あらあらまた長くなってしまいました。続きは次回。

 

おあとがよろしいようで!

 

えっ、プリベンション、なにそれ?その16

こんにちは! 守谷市古谷歯科医院 古谷 容(いるる)です。

 

「ハイボールでむし歯予防ができたんじゃ、こちとらしょ〜べ〜上がったりだぜ!」

 

 

この衝撃的な発言を残し、先生は早くも撃沈してしまいました。

多分これは先生一流の冗談で(歌舞伎調だし)、この後に「なんてね」とか云って「じつはね、与太郎さん・・・・」なんて話が始まる予定だったんでしょう。ところが意外に早く撃沈してしまったものですから、この歴史的発言だけが4人の、いや正確には残り3人の耳にと云うか脳にと云うか・・・に残り、せっかくハイボールの爽やかさで盛り上がっていた“雰囲気”がシュワシュワ〜っと水の泡にしてしまいました(ハイボールだけに)。

 

 

「あらあら先生どうしちゃったのかね、変なこと云って寝ちゃったし、しょうがね〜なまったく」

 

「まあまあ源内先生、いいじゃないですか、先生はあんまり強くはないんですよ。でもうまいうまいって、ねえ、何杯飲みました?」

 

「そうですね、何杯飲んだんでしょうね。おけいちゃ〜ん、先生何杯飲んだ?」

 

「ちょっと待ってくださいね、え〜と、そうですね3杯ですかね」

 

「3杯ですかい。そりゃあ飲み過ぎってもんですよ、ねえ大家さん(飲み過ぎはオイラだけじゃね〜ぜ)」

 

「そうですね、先生にしてはちょっと飲みすぎですかね」

 

「俺がハイボール紹介しちまったからだな(悪かったかな)」

 

「源内先生、そんなコタ〜ね〜ですよ、ねえ大家さん」

 

「そうですよ、こんな美味しいもの教えてくれて感謝してるんですよ」

 

「そう云ってくれたらありがたいけど・・・」

 

「それにしても先生のあの一言は・・・」

 

 

そうです、あの一言は問題なんです。何しろこの一言は私が“本物の歯科医療”について学び始めるきっかけになったのですから・・・。もっとも大昔の話ですが・・・。

 

「先生、そんな予防なんて云ったって、むし歯がなくなったらおれたち、どうやって食って行くんだ?!」

 

懐かしいです。でも今では私にきっかけを作って背中を押してくれた大恩人のような一言と感謝すらしています。ありがたいことです。

 

 

「あっ!!」「あっ!!」「あっ!!」

 

横になって寝ていた先生が突然ガバッと起き上がり、

 

「・・・・なんてね・・・じつはね、与太郎さん・・・」と口走ったかと思うと、またこてっと寝てしまいました。

 

「・・・・・・」一同唖然です。

 

とまあ一同凍りついたところで、この続きは次回!

おあとがよろしいようで!

えっ、プリベンション、なにそれ?その15

こんにちは! 守谷市古谷歯科医院 古谷 容(いるる)です。

 

とうとう4人は神田はやぶそばで、あろうことかハイボールで乾杯しているようです。何ということでしょう。しかも昼間っからですよ。でも、うらやましい〜(笑)。

 

 

「かんぱ〜い!!」

 

「これこれ与太郎さん、そんなお気な声出しちゃいけませんよ。他のお客さんに迷惑じゃないですか」

 

「まあまあ大家さん、大丈夫ですよ、みんな呑んでるし、それに知った顔ばっかですから」

 

「それもそうですね。でもだめですよ、あんまり騒いじゃ!」

 

「わかりましたよ大家さん、静かに飲みますよ、静かにね。それにしてもなんですかこの爽やかな飲み心地は、ねえみなさん」

 

「そうですね、なんか口の中でシュワシュワ〜って」

 

「そうでしょ、大家さんはどうです?」

 

「そうですね、なんか今まで味わったことがない感じですね。長いこと生きてきましたけれど、ハイボールでしたっけ、うまいもんですね、これは(しんみり)」

 

「何とも云えないくらい爽やかでしょ?」

 

「そうっすね、源ちゃん。あっいけね、源内先生(汗)」

 

「源ちゃんでいいよ、与太さん、源ちゃん与太さん、でいいじゃないの」

 

「そうっすか、ありがたいっす。それにしても、なんか嬉しくなっちゃいますね。それに、なんだか何杯でもいけそうって感じじゃね〜ですか」

 

 

まあまあ4人共、先生や大家さんまで調子が出てきたみたいですね。そんなにうまいんでしょうか、ハイボール(笑)。そんなこんなしているうちに与太郎さんが、

 

 

「するって〜と、あれですかい先生」

 

「なんですか与太郎さん」

 

「いえね、こんなにシュワシュワなら、腹ん中のバイ菌なんかイチコロじゃね〜かって思いましてね。ましてや口の中なんて瞬殺でしょ。そうすりゃあむし歯とかなんとかも一発でなんとかなっちゃいますね。こりゃサイコ〜だぜ(飲み込む前にクチュクチュしないとね)」

 

「えっ?何言ってんだい与太さん、そんな虫のいいこと事あるわけね〜っての、ねえ先生(ったく何言い出すかと思ったら)」

 

「あるわけないですね、残念ですけど」

 

「でしょ?」

 

「え〜なんでです?先生」

 

「なんでですだと?ふふふ、ハイボールでむし歯予防ができたんじゃ・・・」

 

「ハイボールでむし歯予防ができたんじゃ、なんです?」

 

「こちとらしょうべ〜あがったりだぜ」

 

「・・・・・・(さむっ)」

 

 

あららら、何やらおかしなことになってきましたよ。先生もかなり回ってきたんでしょうか(笑)。なんか人が変わったようですね。どうなっちゃうんでしょう?いやですね、酔っぱらいは(笑)。

 

この続きは次回!

 

では、おあとがよろしいようで!

えっ、プリベンション、なにそれ?その14

こんにちは! 守谷市古谷歯科医院 古谷 容(いるる)です。

 

先生と源内先生にばい菌について聞けると思いきや、話はまたまた横道に・・・。

まっ、どちらにしても大した話ではないようですので、もう少しお付き合いお願いいたします(笑)。

 

 

「それって酒なんですかい?」

 

「そうだよ、西洋の酒でね、え〜とね、ウイスキーって云うんだ」

 

「ウイスキーってんですかい。なんかハイカラでいい感じっすね」

 

「だろ〜?またこの色がね、琥珀色がたまんないんだよ。それでね、西洋人はこれを小さなガラスの器で呑むんだ、これがまたきつくてな、か〜って感じ」

 

「ほ〜、でも源内先生、あっしたちが呑む日本のなん酒はそのまま飲んでも、か〜ってことにはなりませんよね」

 

「そうだね、やっぱり西洋人は体つきが違うように俺たち日本人とはぜんぜん違うんだ。俺たちにはきついんだね、ウイスキーは」

 

「で?」

 

「そこでね、このウイスキーをね、水や炭酸で割るんだよ。そうすると俺たちにもすんなりと飲めるんだな、これが。どうだい与太さん、呑んでみるかい?」

 

「へい!飲みたいっす(やった〜)」

 

 

「おいおい与太郎さん、もうお酒は充分呑んでるじゃないですか。そのうえにハイボールなんて、知りませんよ、さっきの話はどうなってるんです?」

 

「さっきの話ですかい?」

 

「松の湯での話ですよ、もう忘れたんですか?」

 

「おやおや大家さん、なんですその話と云うのは?」

 

「いえね、先生、ご存知とは思いますが、こいつは大酔っぱらいで、先日も大酒呑んで大立ち回りで、寿司勝のご夫婦やこいつの女房にえらい迷惑をかけたんでね、ちょいと説教したんですよ。それもついさっきのことでしてね、ここへ来る前の松の湯でのことなんですよ」

 

「あらら、そいつはいけね〜な、与太さん。酒は呑んでもいいけど、人様に迷惑かけちゃいけね〜よ。な〜そ〜だろ?もういい大人なんだし所帯も持ってるんだから。ね〜先生」

 

「そうですね、大立ち回りはよろしくないですね」

 

「・・・・・」

 

「でもね大家さん、どうでしょう、ここはこの源内に免じて、一杯だけ。な〜に、このハイボールは悪酔いしないってもっぱらの評判ですから。いいでしょ大家さん、ね?」

 

「本当ですか?にわかには信じられませんが、源内先生がそうおっしゃるのなら今回だけ良しとしましょうか。与太郎さん、一杯だけですよ、約束ですよ、いいですね!!」

 

「えっ、いいんですかい大家さん?ありがて〜な〜まったく。ありがと〜ならいもむしゃぁはたちってね!ねえ大家さん」

 

「まったく与太郎さん、まるで寅さんみたいじゃないですか」

 

「まあまあ大家さんそう言わずに、じゃあおけいちゃん、与太郎さんにもハイボールね」

 

「は〜い」

 

「そう云うことならどうです大家さん、われわれもいってみませんか、ハイボールとやらを」

 

「そうですか、あまり気が進みませんが先生がそうおっしゃるなら試してみましょうか」

 

「そうですかい、そうこなくっちゃ、ね、大家さん大好き!おけいちゃ〜ん、ハイボール二つ、そう追加ね、全部で4つだよ」

 

 

みなでワイワイやっている内にハイボールが揃いましたよ。コップの底の方から小さい泡がブクブク上がってきていて、とってもきれいです。

 

 

「うわ〜きれいっすね。こんなの見たことないっす、氷も浮いてるし、泡がブクブクしてるし!!」

 

「そうですね。私も初めてです」

 

「えっ先生もですかい。みなさん、そんなに見とれてないで早く乾杯しましょうよ。じゃあ不肖あっし与太郎が音頭を・・・」

 

 

あらあらまたいつものようなことに・・・(笑)。

どうやら“ばい菌”の話は当分出てこないのでしょうか。大変なことです。このブログの趣旨が・・・(笑)。

おあとがよろしいようで!

えっ、プリベンション、なにそれ?その13

こんにちは! 守谷市古谷歯科医院 古谷 容(いるる)です。

 

「あら、源ちゃん、あっ違った源内先生!いらっしゃい!」

 

 

おやおやインターネットの生みの親、源内先生が登場しましたよ。でもエレキテルの話は聞いたことありますけど、インターネットまではちょっと・・・まっいいか(笑)。

 

 

「あらっ与太郎さん、急に飛び出していったので心配していたんですよ」

 

「・・・面目ありません(こんな所で会うとは・・・)」

 

「まあ先生まで、どうしたんですか今日は?珍しいですね、お二人ご一緒なんて」

 

「いやいやおけいちゃん、ちょうどそこの角で先生にバッタリお会いしたもんだから、どうですご一緒しませんか、ということになったんだ、ねえ先生」

 

「はい」

 

「そうだったんですか。先生もお久しぶりです」

 

「ホントだね、ここの所ちょっと忙しくてね。おや大家さんもいらしてたんですか。そうでしたね、大家さんと与太郎さんはお友達でしたね」

 

「止めてくださいよ先生、こんな酔っ払いと友達だなんて・・・(おけいちゃんとおんなじ事を・・・)」

 

 

「どうです、せっかくですからご一緒に」と大家さん。

 

さすが年長者です(笑)。

 

「そうですか、ではそうさせてもらいましょう、先生いいですか?」

 

「もちろんです」

 

 

ということで、4人で呑むことになりましたよ。なにやら楽しそうですね。私も参加したいくらいです(笑)。

 

 

「ところで与太郎さん、なんで話の途中で飛び出して行ったんです?」

 

「だって先生そうでしょう、身体中ばい菌だらけって言われてね、そりゃあ気持ち悪くなりますよ誰だって、そんで松の湯へ行ってひとっ風呂浴びなきゃって・・・そしたら大家さんが居て、説教されるは、1兆だ100兆だって脅かされるはで、散々だったんですよ(それに架純ちゃんまで・・・)」

 

「まあまあ与太郎さん、そう云いなさんな、ちょうどいいじゃないですか」

 

「なんでです?」

 

「だって、先生とそれに源ちゃん?あっもとい、源内先生もいらっしゃるんですから、何でもお聞きしたらいいじゃないですか」

 

「たしかにその通りですね。じゃあ聞いちゃおうかな(笑)」

 

「なんです与太郎さん、先生にものをお聞きするのに“聞いちゃおうかな”はないでしょう、聞いちゃおうかなは!」

 

「まあまあ大家さん、そんなことより先生方、なににしますか、お飲み物?」

 

と、おけいちゃんが割って入りましたよ。さすがプロですね(笑)。

 

 

「え〜と私は熱いのを。源内先生はどうします?」

 

「私はね、ハイボールを」

 

「はい!」とおけいちゃん。

 

「なんです、そのハイボールってやつは、源内先生」

 

「いやいやこれはね与太郎さん、長崎で流行ってる西洋の飲み物でね、これがまた旨いのなんのって、シャワシャワって喉越しがね、これがたまんないんだよ」

 

「酒なんですかい?」

 

 

あらあらまた話があらぬ方向へ行ってるようですよ(笑)。肝心のばい菌の話はどうなっていくのやら。続きはまたこの次に。

 

では、おあとがよろしいようで(笑)。

 

えっ、プリベンション、なにそれ?その12

こんににちは!守谷市 古谷歯科医院 古谷 容(いるる)です。みなさんご機嫌いかがですか?

 

皮膚には1兆個の細菌がいる、と聞いた与太郎さん。私たちと共生して皮膚に潤いを与え、よろしくない細菌などの侵入を防いでいる、とも聞きました。

 

でも、「気持ち悪っ!」って気持ちは変わりません。

 

 

「じゃあ与太郎さん、お腹の中にはどのくらいのばい菌がいると思いますか?おへその下辺りなんですがね・・・」」

 

「へその下あたりですかい・・・下っ腹ですね?」

 

「そうなりますね」

 

「でもね、大家さん、確かに皮膚にはいるかも知れね〜ですがね、百歩譲ってですよ、でも身体の中にはいね〜んじゃね〜ですか、大家さん。さすがにまずいっすよ、ばい菌が腹の中にいたら、そうでしょ?」

 

「確かにそうですよね、でもね与太郎さん、どうもそうでもないみたいなんですよ、実際はね・・・」

 

「と云うと?」

 

「いいですか心してよ〜くお聞きなさいよ、あなたのお腹の中にはね、100兆個のばい菌が・・・」

 

「ひゃひゃひゃっ、ひゃくちょ〜〜っすか??なんですか、それは??正気ですか大家さん??よく平気でそんなこと言えますね」

 

「いやいや与太郎さん、私も初めは驚きましたよ、なにしろ皮膚より10倍も多いんですから」

 

「ぎゃあ〜〜〜〜!!」

 

 

と大声を出して腰を抜かした与太郎さんでした。それを見ておけいちゃんが飛んできましたよ。

 

 

「どうしたんです与太郎さん、大っきな声出して、ほかのお客さんに迷惑じゃないですか!!」

 

「・・・・・・(酒をくれ!)」

 

「いやおけいちゃん実はね、身体にいるばい菌の話をしていたんですよ」

 

「どんな話しです?」

 

「お腹には100兆個のばい菌がいるって話ですよ」

 

「あ〜〜な〜んだ、その話ですか、私も聞きましたよ、ビックリしますよね」

 

と意外とあっさり。拍子抜けした大家さんは、

 

「えっ、何で知ってるんです?誰から聞いたんです?」

 

「源ちゃんからです。源内先生です(それがなにか?)」

 

 

おけいちゃんのこの一言に、さすがの大家さんも絶句。平静を装うように盃を重ねるのでした(笑)。

 

とその時、ガラガラッと入ってきたのは、

 

 

「あら、源ちゃん、あっ違った源内先生!」

 

 

とまあ新たな展開ですが、今日はここまで。続きは次回。

おあとがよろしいようで(笑)。

 

えっ、プリベンション、なにそれ?その11

こんにちは! 守谷市古谷歯科医院 古谷 容(いるる)です。

 

酔っ払って寝ちゃう前に大家さんからばい菌の話を聞きたい与太郎さん。うまくいくでしょうか。それにしても昼酒は・・・・(笑)。

 

 

「ちょっと待って下さいよ、大家さん。ちょっとペースが早くないですか?」

 

「えっ、そうですか?いつもとおんなじですけどね」

 

「それより、大家さん、源ちゃんが作った、インターネットとやらで調べたんでしたよね、ばい菌」

 

「そうそう、そうでした」

 

「その話を聞きたいんです。結局ばい菌だらけなんでしょ、あっしは?先生が言う通り・・・」

 

「そうらしいですね。私もビックリして信じられなかったんですが、調べるまではね」

 

「そのインターネットってやつですね」

 

「そうなんです。これはとても便利でね、チャカチャカってやるとなんでもすぐに答えが出るんです」

 

「へ〜、そんな便利なものがこの世にあるんですか。横丁の角にいる八卦占いの先生みたいなんですかね」

 

「あはは、そうかも知れませんね(笑)あの先生も元は赤穂のお武家様だったんですがね、あの一件でね・・・、ままっ与太郎さんもどうです、一杯」

 

「いやいやあっしは燗は苦手で、これでやってますんでご心配なく(やっぱ酒は冷でなきゃな)」

 

「そうでしたね、じゃあ私も手酌で・・・」

 

「そんで大家さん、その占いの結果はどうだったんです?」

 

「そうなんですよ与太郎さん、心して聞いてくださいよ」

 

「へい!」

 

「じゃあそうですね、どこのばい菌の話しをしましょうかね、与太郎さんが松の湯に来たきっかけ、体の表面ですね、つまり皮膚、知ってますか、皮膚?ゴシゴシやりたいんでしょ?」

 

「そそうですけど、それがなにか・・・」

 

「皮膚にはね、つまり与太郎さんの体の皮にはね、なんと1兆個のばい菌がいるんですって、1兆個ですよ」

 

「えっ、いっちょ〜こですかい?1兆個って何個なんです?大家さん、情けね〜んですがね、あっしは10までしか数えられないんすよ・・・ひ〜ふ〜み〜ってね(指は10本しかね〜し)」

 

「まま、10まで数えられれば充分ですよ、いいですか、1兆と云うのはね、10を12回かけた数字なんです」

 

「10と10を掛けると100ですかい?」

 

「凄いじゃないですか、そうやって12回繰り返すんだそうですよ。100に10を掛けると1000。そうやっていくとその内1兆になるんです」

 

「するって〜と大家さん、とてつもなくたくさんの山のようなばい菌があっしの皮に住んでるってことになるじゃね〜ですか、生きてるんですかい、気持ち悪っ!!大家さんこんな所で呑んでる場合じゃね〜ですよ、松の湯いきましょう!!」

 

「まあまあ、何を言ってるんですか、今さっき浴びてきたばっかりじゃないですか。いいですか、これはね誰でもおんなじなんですよ、誰もね、私も、あそこにいるおけいちゃんも、あっそうそう、なんでしたか、架純ちゃんでしたっけ、お気に入りの」

 

「えっ架純ちゃんがどうしたんです?ままま、まさか架純ちゃんも!?やっぱり?(先生とおんなじことを・・・)」

 

 

まだ濡れている手ぬぐいを片手に立ち上がりかけた与太郎さん。またまた架純ちゃんもばい菌だらけと聞いて、へなへなと座り込んでしまいましたよ(笑)。

 

それにしても皮膚常在菌が1兆個とは、恐ろしい数字ですね。人によって数や種類は違うといいますが、人間と共生しているようです。そして汗や皮脂を食べ、酸性のうんちやおしっこを出し、皮膚を弱酸性に保ち、結果しっとりとした潤いのある肌を作り維持しているということです。

 

以上、聞いた話です(笑)。この続きは次回。おあとがよろしいようで!

 

 

えっ、プリベンション、なにそれ?その10

 

こんにちは!守谷市古谷歯科医院 古谷 容(いるる)です。

 

松の湯で説教されてる与太郎さん、大家さんと一緒にやっと風呂から上がれましたよ。でも、肝心のばい菌の話はいったい・・・・。

 

「は〜〜〜〜、やっぱり風呂上がりの牛乳は格別ですね、大家さん」

 

ついさっきまでしゅんとしていた与太郎さん、牛乳で元気回復のようですね(笑)。

 

「どうです大家さん、これから“藪”にでも繰り出しませんか?(大家さんのおごりで)」

 

・・・とは、何とも反省のかけらも見られませんね、この人には。

 

渋る大家さんを強引に説得し、結局二人は“藪”へ。昼から一杯やろうって寸法でしょうか(笑)。

 

「ちわ〜」

 

「いらっしゃい、あらお二人揃って、いいですね」

 

「どこがいいんですか、おけいちゃん、こんな酔っぱらいと二人なんて(迷惑なんです、実際)」

 

「まあまあ、大家さんそんなこと言わないで、何にします?あっしはね、とりあえず冷でいいから酒持ってきて、安いのでいいんだよ、そういつものやつね。えっ、つまみ?え〜と、じゃあ焼き味噌で、大家さんはどうします、いっしょでいいですか?」

 

「私はイヤですよ冷なんて、“冷酒と親の小言は後から効いてくる”って云いますからね。私には熱いのお願いしますよ、つまみはね、じゃあ私は、塩辛お願いします」

 

 

“いい歳をして親の小言もないもんだぜ”とあきれ顔の与太郎さんを他所に、大家さんも決して嫌いな方ではないので、

 

「では少しだけ頂きましょう」なんて云いながらちびちび始めたのでした。

 

 

「ところで大家さん、ばい菌の話の続きなんですが・・・」

 

「ばい菌?ああそうでした、ばい菌の話でしたね。私も先生に“ばい菌だらけ”って言われてびっくりしたという話でしたね」

 

「そうです。それが何でか知りませんがね、あっしの酒癖の話になっちまって・・・」

 

「アハハハ、何ででしょうね。あっ、そうそうそうでした、“自分では気が付かないことってたくさんありますよ”という話しでした、そうでした」

 

「気が付かないで平気でいても実はってことありますよってことでした。余所様の目で見たらって話とか」

 

「そうでしたね。今日までそんなこと思ってもいなかったのに、先生から“ばい菌だらけ”って言われて、それから、汚いって思うようになり、いてもたってもたまらず松の湯に来たんでしたね?」

 

「そうっすけど・・・」

 

 

と、飲みながらの話ですので、また変な方向へ行くかもしれませんよ(笑)。

 

 

「私も先生にそう言われてびっくりしたってことは話しましたか?」

 

「つい今さっき言ったじゃないですか、大家さん大丈夫ですか?まっ一杯どうぞ」

 

「おっとっと。それで私も心配になってね、インターネットで調べたんです」

 

「インターネット?なんですそれ?」

 

「あら、あなた知らないんですか、インターネットですよ。ほら最近、讃岐から出てきて隣町に住んでいる、発明家の、え〜と、そうそう平賀、平賀なんていいましたかね、有名なお人ですよ。おけいちゃん知ってますか?」

 

「なんですか?」

 

「平賀って言う発明家、知ってる?」

 

「あ〜、源ちゃんね。源内先生でしょ?知ってますよ、知ってるなんてもんじゃないですよ」

 

「えっ?」

 

「うちのお客さんですから・・・源ちゃん」

 

 

とまあ、なかなか本題に入れないご両人です。

 

おあとがよろしいようで、この続きはまた(笑)。

えっ、プリベンション、なにそれ?その9

えっ、プリベンション、なにそれ?その9

 

こんにちは!守谷市古谷歯科医院 古谷 容(いるる)です。

 

「え〜い、もったいぶらないで早く教えてくださいよ!」

 

こぶしを握ってガバッと立ち上がった与太郎さん。結果“一物”が大家さんの鼻先に・・・。

 

 

「止めて下さい、与太郎さん、汚いもの目の前に出さないで下さい!」

 

「あっすいません、失礼しました。でも汚いものはないですよ、大家さん(よ〜く洗ったからきれいだし)」

 

「そうですか、でも汚いものは汚いものです。自分ではそう思っていなくてもね、よそ様から見たら汚く感じるってこともあるんですよ。まっ座りなさんな」

 

「・・・・(せっきょう??)」

 

 

なにやら大家さんはひとこと言いたいことがあるみたいです(笑)。

 

 

「一昨日の晩の事ですよ、憶えてますか?」

 

「へい、豆腐屋のサダと一杯やってましたけど・・・それがなにか」

 

「それがなにかじゃないですよ、まったく!どこで呑んでたんです?」

 

「最初は飯田屋。どぜうで一杯やりました。駒形にしようか飯田屋にしようか迷ったんですけど、やっぱり飯田屋にしました。いや、うまいのなんのって、酒は進むし、たまんないっすね、どぜう、ごぼうがね・・・」

 

「なにがごぼうです、そこで終わったわけじゃないでしょ?最後はどこだったんです?」

 

「え〜と、それがですね、よく憶えてないんですよ。情けないことに。昨日サダに会ったんで聞いてみたんですが、サダも覚えてないって・・・」

 

「ほ〜らごらんなさい、こういうことなんです、私が言ってるのは。いいですか、私のほうがよっぽど知ってますよ。サダは豆腐屋ですから、朝が早いんで、帰るって何回も言ってたのに、お前さんはそんなことには耳も貸さず、夜中中引っ張り回し、もうネタがないっていう寿司勝でゴネて大暴れだったそうじゃないですか」

 

「・・・・」

 

「みねちゃんも泣いてましたよ。正体がなくなったお前さんを寿司勝の親父とおかみさんで送ってきてくれたんですからね。平謝りでしたって、みねちゃん」

 

「・・・・」

 

「こういうことなんですよ、いいですか、自分ではいいと思ってやっていることでもね、世間から見たら、目を覆いたくなる、ということもあるんです、一昨日のお前さんのことですよ、どうです?」

 

「・・・分かりました分かりましたよ大家さん、もう勘弁して下さい。これからみんなに謝ってきますから、よ〜く分かりました、以後気を付けますから」

 

「一番は誰に謝るんです?」

 

「そりゃあ寿司勝のおやじと・・・」

 

「違います、みねちゃんでしょ?一番は」

 

「・・・だから今朝機嫌が悪かったんだ・・・」

 

「まったく幸せなお人ですよ、あなたは・・・」

 

「・・・とと、ところで大家さん。ためんなるお話の途中で失礼なんですけど、今の話とばい菌の話はなんかつながりはあるんですかい?(関係ないんじゃ?)」

 

「・・・・」

 

 

あれあれ?なにかちょっと話がずれてきちゃったようですよ。何を言ってるんでしょう?大家さんも熱い湯に長いこと浸かってたので、頭がぼ〜っとしてきちゃったんですね。それでいつもの説教口調に・・・。

 

 

「ままっ、大家さん大家さん、よ〜く分かりました。顔真っ赤ですよ。ちょっと上がりませんか?お〜い、トメ!!」

 

「うるさいな、手を離しなさい、トメ、大丈夫ですよ、離しなさいって!!」

 

「分かりました、はいはい」

 

「何がはいはいです、年寄り扱いしないで下さい!」

 

 

というわけで風呂から上がった二人です。

 

今日はこのへんで、おあとがよろしいようで(笑)。

 

 

 

えっ、プリベンション、なにそれ?その8

こんにちは! 守谷市古谷歯科医院 古谷 容(いるる)です。

 

口の中は言うに及ばず、身体中ばい菌だらけと先生から聞かされた与太郎さん、「やっぱ、先生、ひとっ風呂浴びてきます、じゃあまた〜」と飛び出していったのでした。

 

「あっ与太郎さん、まだ話が・・・」

 

 

「ったく、身体中ばい菌だらけなんてちょっと信じられないぜ、まして架純ちゃんもだなんて、云うにことかいて・・・(失礼な)」

 

 

なんてブツブツ云いながら歩いていると、いつの間にか松の湯の前。ちょうど玄関前を掃除中の三助のトメが、

 

「あれ与太郎さん、朝浴びたじゃね〜ですか。なんです、朝浴びて昼もだなんて、豪勢じゃね〜ですか、でも、なんかあったんすか、暗い顔して・・・」

 

「豪勢でも何でもね〜し、なんにもね〜よ、うるせ〜な」

 

「おっ、ご機嫌斜めですか(笑)」

 

「うるせ〜っつの」

 

「あっそういや〜、大家さん入ってますよ、ついさっきです」

 

「えっホントかい?ちょうどいいや、大家さんに話し聞いてもらおうかな」

 

 

大急ぎで着物を脱ぐと、

 

 

「ちわ〜、ご無沙汰しています、大家さん、お元気そうで何よりです」

 

「お元気そうで何よりって、なんです気持ちの悪い、どうしたんです、何かあったんですね、その顔は」

 

「・・・・」

 

「図星ですね、話してみなさいよ、誰も居ないんですから(大丈夫かねこの風呂屋は)」

 

「いえね、大家さん、実はさっき先生ンとこへ行ってきたんですよ」

 

「ほ〜、それで?」

 

「・・・、あっしはばい菌だらけって言われたんです」

 

「あはは、ばい菌の話しですか。そうですか、その話は私も聞きしましたよ。ためになる話だったでしょ?でも、それがどうしたんです?」

 

「あっしはそりゃあ汚ね〜からいいにしても、架純ちゃんもだって云うから帰〜ってきたんです(プイッとね、ケツまくっちゃうよ)」

 

「えっ架純ちゃん??なんですそれは?」

 

「まっ、いいっすよこの話は・・・(ご老体には関係ないし)」

 

「そうですか。でも、それって、むし歯菌の話ですね?」

 

「そうです。むし歯の原因はあんころ餅やおはぎじゃないって、先生そう言ってました(日本酒も違うって・・・)」

 

「いいじゃないですか、あ〜たのむし歯の原因が分かったんですから」

 

「でも身体中ばい菌だらけって・・・」

 

「やっぱりね、実は私もそう言われてびっくりしましてね、いろいろと調べたんですよ」

 

「えっ、そうだったんですかい、大家さんもビックリしたんですね」

 

「そりゃあそうですよ。それでね、分かったんです」

 

「え〜い、もったいぶらないで早く教えてくださいよ!」

 

 

というわけで、二人とも顔が真赤になってきましたので、今日はこのへんで。

 

おあとがよろしいようで(笑)。

 

えっ、プリベンション、なにそれ?その7

 

こんにちは! 守谷市古谷歯科医院 古谷 容(いるる)です。

 

ついに虫歯の原因は“むし歯菌”と知ってしまった与太郎さん。

 

「ってことは何ですかい、先生!あっしの口ん中には、なんですか、その“

むし歯菌“ていう、バイキンがいるってことですかい?(カタカナで云うとバイキンマンって感じだぜ)」

 

「そうなりますね」

 

「えっ、・・・・あっしの口ん中にばい菌??」

 

「どうしたんですか?」

 

「どうしたんですか、と言われましても、その〜(信じられないぜ、実際)」

 

「信じたくない気持ちはわかりますが、本当のことなんですよ、これは」

 

「・・・・」

 

「いいですか与太郎さん、人はね、ばい菌だらけなんですよ。ほらこの私の顔とか腕とかの皮膚にもね、ばい菌はいっぱいいるんです。お腹の中にもですよ、それに口の中にもです」

 

「・・・・」

 

「常に存在する菌、つまり、難しい言葉で云うとね、“常在菌”っていうんですよ」

 

「じょ〜ざいきん・・・?」

 

「そうです、さっき言った皮膚にはね、“皮膚常在菌”おなかには“腸内常在菌”そしてお口の中には、“口腔内常在菌”ってばい菌が居るんです。しかも山のように満載してるんですよ」

 

「そんなんじゃ汚くてしょうがね〜じゃね〜ですか、先生!これからひとっ風呂浴びて、そうそう三助のトメによ〜く流してもらってきますよ、先生、一緒に行きませんか?」

 

「何を言ってるんですか、それに朝行ってきたんでしょ?」

 

「そんなこと言ったって、あっしの身体にばい菌がうようよいるって聞くと、もう気持ち悪くて気持ち悪くて・・・(抗菌グッズ買いに行こ)」

 

「いいですか与太郎さん、あなたがよしえさんのお腹の中にいた頃はばい菌なんてそりゃあ一匹もいませんでしたよ。でもね、ヨイショ!ってね、この世に出てきてからは、それはそれはたくさんのばい菌と一緒に生きてるんですよ、28年もね。みんなそうなんですよ、誰でもです。それにあなたの大好きな架純ちゃんもばい菌だらけなんですよ」

 

「えっ、あの架純ちゃんにもばい菌が?(絶句、まさか)」

 

「これをね、難しい言葉で云うと、“共生”って云うんです。一緒に生きているってことなんですね、助け合ってるんですよ」

 

「きょ〜せ〜、ですかい?でもあっしはばい菌なんかに助けてもらってる覚えはありませんぜ、実際(何云ってんだかこの人は、大丈夫か?)」

 

 

とかなんとか云いながら、自分を合理化しようとしていますね。聞いたことのないような話の連続で、少々疲れ気味の与太郎さんでした。

 

今日はこのへんで、あおとがよろしいようで(笑)。

 

注)本稿での“ばい菌”は一般用語であり、生物学的には“菌”“細菌”あるいは“微生物”である。また“よしえさん”は与太郎さんの母上である。以上、蛇足でした。また架純ちゃんとは、あの有村架純ちゃんだかなんだか、ご想像にお任せいたします。架純ちゃん、ゴメン!(笑)。

 

えっ、プリベンション、なにそれ?その6

こんにちは!守谷市古谷歯科医院 古谷 容(いるる)です。

 

 

「じゃあ与太郎さん、むし歯の原因は、あんころもちやおはぎですか?」

 

とたたみ込まれた与太郎さん、さすがにちょっと、ムッとしているみたいですよ(笑)。

 

 

「・・・・、ちょっと待って下さいよ、先生」

 

「なんです?」

 

「確かにおかしいすっね、インフルエンザや結核はウイルスや菌、最近流行りのエイズもウイルス、こんなの常識だし・・・平昌で流行りのノロもウイルスだし・・・」

 

「ほ〜」

 

「何でむし歯はあんころもち・・・・(変だなこれは・・・)」

 

 

さすがの与太郎さんも“ちょっとおかしいんじゃない”って気付いてきたみたいですね。

 

 

「先生!むし歯もウイルスやら菌やらってのがいるんですかい?いや、そうにチゲ〜ね〜。先生!そうなんでしょ?あんころもちじゃあね〜んですよね?」

 

「・・・・ほ〜」

 

「ほ〜じゃね〜ですよ、どうなんです、先生!どうなんです?サア〜、サア〜、サアサアサアサア〜〜!」

 

「♪〜知らざあ言って聞かせやしょう、浜の真砂と五右衛門が、歌に残せし盗人の〜〜」

 

「先生、ちょっと待って下さいよ、先生!白波五人男じゃあね〜んですから」

 

「おっと、そうでした、お前さんがサアサア〜なんて云うもんですから、つい調子に乗ってしまって・・・(今はまってるもんで歌舞伎・・・)」

 

「浜松屋ですかい、先生?頼みますよ、仕事中ですよ、仕事中!」

 

「アハハハ、私としたことが、申し訳ありませんでした、与太郎さん、ところで何の話でしたっけ?」

 

「・・・・。なんの話じゃねあ〜ですよ、あんころもちやウイルスの話ですよ」

 

「そうでしたね、そうでした」

 

「そうでしたって先生、大丈夫ですかい?それでなんなんです、その〜、むし歯の原因ってやつは?まさか“むし歯菌”なんてことはね〜ですよね、まさかね、あはは〜」

 

「・・・・(汗)」

 

「えっ、なんですこの沈黙。そのまさかなんですかい?」

 

「ピンポ〜ン、正解です!凄いですね、与太郎さん!その通りですよ!」

 

「やっぱりそうですかい、そうじゃね〜かなって思ってたんですよ。実際あんころ餅ってのはやっぱり変ですよね、ど〜考えてみても(笑)」

 

 

と、まあこんな塩梅で、むし歯の原因は“むし歯菌”と知った与太郎さんでした。

これからどうなりますやら。

 

本日もおあとがよろしいようで(笑)。

えっ、プリベンション、なにそれ?その5

こんにちは! 守谷市 古谷歯科医院 古谷 容です。

なにやら少しむずかしい話になってきたようですよ。与太郎さん、大丈夫でしょうか?

 

「ところで与太郎さん、インフルエンザの原因ってなんだか知ってますか?」

 

「なんですか先生、藪から棒に。知ってますよ、テレビでも新聞でもうるさいくらいやってますからね。ウイルスです。A とかBとかあるんでしょ?」

 

「ほ〜、正解です!凄いですね」

 

「・・・・」

 

「じゃあ、結核と云う病気、聞いたことありますよね。これの原因は?」

 

「菌です。結核菌(きっぱり)」

 

「・・・・、正解、凄いですね与太郎さん」

 

 

このように体の病気については、与太郎さんを含め皆さんよくご存知です。また血圧の正常値や血糖値、肝臓のデータや尿酸値、中性脂肪等々。病院でもらった“短冊”の自分の検査結果と正常値を見比べて「あ〜でもない、こ〜でもない」と一喜一憂しているのをよく見かけます。

 

みなさん、いかがですか?(勿論私もその一人ではありますが・・・笑)。

 

 

「それでは与太郎さん、むし歯の原因は?」

 

「そりゃあ、あれですよ、あれ・・・」

 

「あれってなんです?」

 

「甘いもんです、昔死んだ婆さんがね、よくくれたんです、あんころ餅とかおはぎとか。まあこれが旨いのなんのって、婆さんこれ自分で作るんですよ。そんであっしが好きなの知ってるんで、のべつ作ちゃ〜くれるんです。食べな、とか言って。嬉しそうな目〜してね。そんで夜なんかそのまま寝ちゃうもんだからひとたまりもないですよね」

 

「ほ〜」

 

「そんで、大人になってからは、ほら、先生もご存知のように、酒呑んじゃあ大暴れで、そのまま寝ちゃうし・・・歯の掃除、ですかい?そんなもん適当ですよ。やったりやらなかったりで・・・(盆と正月くらいかな)」

 

「そうですか、与太郎さんは両刀なんですね」

 

「なんです、その両刀ってのは」

 

「甘いものも好きでお酒も大好きって人のことですよ」

 

「確かにそうですね。甘いものには目がないんですよ。それに酒も。そんでこの間、町の検診で血液検査したんですよ」

 

「ほ〜それでどうでした、結果は」

 

「そこなんですよ、血糖値がちょっとヤバイことが分かったんです。空腹時と食後血糖値ってのがあって・・・それにヘモグロビンなんとかってのもあるんですかい?あっしの場合やっぱり糖尿の気が・・・インスリン・・・膵臓、ランゲルハンス島・・・それに酒飲みだから肝臓のGPT、GOTが・・・」

 

「まあそれはいいんです。それにしてもよく知ってますね、与太郎さん」

 

「そりゃあそうですよ、身体の事ですから必死ですよ」

 

「で、むし歯の原因はなんでしたっけ?」

 

「だから、先生、何度も言わせないでくださいよ、甘いもんとてきと〜な歯ブラシです!チョコも好きだしケーキもクッキーも、日本酒も(これも砂糖か・・・)」

 

「じゃあインフルエンザは?結核は?エイズは?」

 

「くどいな〜先生も、ウイルスや菌です」

 

「じゃあむし歯は?あんころもちやおはぎですか(笑)」

 

「・・・・」

 

 

ってな感じで今日も長くなってしましましたので、このへんで。

おあとがよろしいようで(笑)。

 

与太郎さん、がんばれ〜〜〜!!

えっ、プリベンション、なにそれ?その4

こんにちは! 守谷市 古谷歯科医院 古谷 容です。

 

何回も“むし歯は立派な病気!”と知らされた与太郎さん。頭の中はいわゆる大混乱ってところでしょうか(笑)。

 

 

「ところで与太郎さん、むし歯はどうしてできると思いますか?」

 

「どうしてって先生、そんなの当たり前じゃないですか」

 

「どんなふうに当たり前なんです?」

 

「そりゃ、あれですよ、め〜にも云いやしたが、婆さんから聞いた話じゃ、あれでしょ?」

 

「なにがあれなんです?」

 

「年行きゃぁ誰だって歯はぼろぼろになるって、あれですよ」

 

「そうでしたそうでした、そう言ってましたね」

 

「年取りゃあ、歯は抜けるし目は見えなくなるし、耳だって遠くなるってあれデスよ」

 

「じゃあ与太郎さんはまだそれを信じているんですね?それじゃあ諦めるしかないですね(笑)。これからどんどん年齢が上がっていくに従って、ますますひどい事になっていくんでしょう?与太郎さんはまだ若いので、幾つでしたっけ、えっ28ですか、まあ80過ぎくらいまで生きるとして、そうですね、あと50年位は苦しみ続けるわけですか。大変ですね。これから随分と長いこと苦しむんですね(笑)」

 

「・・・・よしてくださいよ、先生も意地悪ですね(医療人の風上にもおけね〜ぜ)」

 

「そうなってからでもいいし、そうならないように今のうちに予め手を打つこともできますけど、どうします?」

 

「どうしますって、そうならないようになりたいから、ここに居るんじゃないですか」

 

「あっそうでしたね、すみませんでした。じゃあ話をもどしましょうか」

 

「早く先へ行きましょうよ、じゃぁむし歯は何でできるんです?」

 

「知りたいですか?」

 

「知りたいっす。お願いします!!」

 

 

解説

ここで質問です。

 

「先生はどうしてむし歯の成り立ちや原因、つまりどうしてできるのかに固執するのでしょう?」

 

答えは「彼を知り己を知れば百戦殆うからず」と云う孫子の教えです。

 

むし歯の“原因と機序”、つまり何が原因でどのようにしてできるのかを知れば、治療に役立つし、治療を受けた歯が良い状態で長持ちするし、何より“予防”ができ新しい虫歯ができない、と云う良いことずくめになるからです。つまり与太郎さんがこれから受けようとしている、プリベンション・プログラムが彼のこれからのにとってどれだけ大切で、おそらく彼の人生を大きく変えるくらいのインパクトを持っているものと信じています。そして与太郎さんが学んだことは、目には見えない無形の“財産”となり、”一生の宝”となることでしょう。

 

本日はこの辺で、おあとがよろしいようで(笑)。

えっ、プリベンション、なにそれ?その3

 

こんにちは! 守谷市 古谷歯科医院古谷 容です。

新年明けまして、おめでとうございます!と云っても、もう少しで2月になっちゃいますが・・・。みなさんお変わりなくお過ごしのこととお慶び申し上げます。

というわけで、本年も当ブログと古谷歯科医院をよろしくお願い致します!!

 

さあなにやら、“むし歯は立派な病気”と言われた与太郎さん。むし歯を病気とは思っていなかった彼、頭の中どんな塩梅になっているんでしょう(笑)。

 

 

「えっ、あれですか。えっ?ひょっとしたらむし歯ですかい、先生。でもむし歯は病気なんですか??(止めてくださいよ、冗談でしょ?)」

 

「何言ってるんですか、与太郎さん、むし歯は立派な病気なんですよ!!」

 

「・・・・」

 

「知らなかったんですね?」

 

「でもお言葉ですが先生、むし歯で死んだ人いるんですかい?」

 

「そんなこと言ったら与太郎さん、口内炎で人は死にますか?」

 

「・・・聞いたことありませんね。痛くておまんまが上手くいただけないなんて云うことくらいですかね」

 

「でしょう?そうなんですよ、何も死なないから病気じゃないなんて、ちょっとおかしな話ですよね」

 

「確かにそうっすね、風邪も病気だけれどそうそう死にやしませんからね」

 

「でも立派な病気でしょ?」

 

「じゃあ先生、むし歯は本当に立派な病気なんですね?」

 

「そのようですね(笑)」

 

「するって〜と、あっしの口は病気だらけってことじゃないですか、先生?」

 

「そういうことになりますね(くどいねこの人は何回も・・・)」

 

「・・・・・・」

 

「おまけに歯ぐきからも出血がありましたのでこちらも病気ですよ、立派なね」

 

「立派な歯周病ですかい?・・・」

 

と、先生の話にぐうの音も出ない与太郎さんでした。

 

「ところで先生」

 

「なんです?」

 

「実は大家さんのことなんですが、この間飲んだ時にね、“私の歯も昔はたいそう悪かったんですよ”なんてこと言ってましたけれど、本当なんですかい?」

 

「患者さんのことを詳しくは話せませんが、与太郎さんだったらいいでしょう。そうですね、あなたほどではないですけれど、悪かったですよ、確かに」

 

「でででも今はピカピカですよね?あっしも大家さんみて〜にきれいになれますよね?」

 

「なれますよ、安心していて下さい、与太郎さん。でもね・・・」

 

「へい」

 

「これからやろうとしているこの・・・」

 

「プリベンション・プログラムがで〜じだってことですね?」

 

「・・・・・・」

 

 

解説

そうなんです。むし歯は立派な病気なんですね。二回も続けて“むし歯は病気!”って繰り返しました。それほど大切なことと私は思っています。

 

なぜでしょう?

 

それは“むし歯は生活習慣病”と言われているからなのです。

 

そうですね、“生活習慣病”といえば、皆さんよくご存知の糖尿病や高血圧などが直ぐ頭に浮かぶと思います。いかがですか?

 

そして最近、この中にむし歯や歯周病が含まれるようになったのです。ご存知でしたか?

 

しかし“生活習慣病”も一昔前は、“成人病”などと言われていたのです。これは覚えていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。でも成人病だとむし歯は含まれませんね。何故かと言うとむし歯は子供や若い方もかかるからですね。当たり前ですね。

 

でも、“生活習慣病”の中に入れてもらえたお陰で、とても良いことがありました。

 

なんでしょうか?それは・・・、

 

とまあ、ここまで書いたところで、またまた長くなってしまい、お叱りを受けることになりますので、今日はこのへんにしましょう。

では、おあとがよろしいようで(笑)。

 

えっ、プリベンション、なにそれ?その2

こんにちは!守谷市 古谷歯科医院 古谷 容です。

 

二日酔いのフラフラ頭を押して、やっとの思いで先生の所へたどり着いた与太郎さん。まずはプリベンション・プログラムで怖くはないと知りちょっと安心したようですね。さあ、これから実際に始まるようですよ、どんなことになるのでしょう、楽しみですね(笑)。

 

 

「じゃあ始めますか」

 

「よろしくお願いします。これから始まるのは“国家百年の計”みて〜なことなんでしょ?先生」

 

「“国家百年の計”とは言い得て妙ですね。まったくその通りですよ、与太郎さん。これも大家さんの受け売りですか?」

 

「違いますよ、今朝の新聞で見たんですよ。何でも近々“ご維新”ってものがあるっていうじゃないですか。それがね、先生、この国のこの先百年先のことまで関わる大問題だからしっかりと考えてやらなくてはならね〜って、社説に書いてあったんですよ」

 

「そうですね、それこそ異人たちにこの国が占領されてしまったら、それはそれは大変なことになりますからね」

 

「そうなんですよ、こちとらかか〜と気楽に暮らせなくなったら大変なことになっちゃいやすからね(大家さんはもう年だからどうでもいいけど・・・)」

 

 

とまあ、いつの時代の話なんだか・・・、それにしても、大恩人の大家さんに対してずいぶんとひどいことを思っている与太郎さんですね(笑)。

 

 

「そうですよ、これは与太郎さんの将来にとってまさに“国家百年の計”みたいなことなんですね、それほど大切なことなんですよ」

 

「よ〜く分かりました。心して頑張りますのでよろしくお願いします!!」

 

 

・・・とまぁ〜いつになく真剣な与太郎さんです。しかし、自分のこととなるとどなたでも目の色が変わるものですが・・・

 

 

「でははじめに、質問です。どなたにでもしている質問ですよ」

 

「へい・・・」

 

「与太郎さんはお口の中の“病気”ってどんなものがあるか知ってますか?」

 

「えっ、口の中の病気ですか?え〜と、口内炎、歯槽膿漏、歯周病?あとなんですかね、他に何かありましたっけ・・・へんと〜せん?・・・」

 

「ははは~、やっぱりそうですか」

 

「何がやっぱりなんですか、先生。あっしはシロートなんですからね、そんなこと知らなくても当たり前じゃないですか、ったく(いきなり質問なんて・・・)」

 

「いやいやごめんなさい。やっぱりというのはね・・・」

 

 

と、なにやら意味深な先生ですね。

 

 

「与太郎さんが今とっても苦しんでいる“あれ”ですよ、あれ、あれです」

 

「えっ、あっしが苦しめられている“あれ”ですか?」

 

「・・・・・」

 

「まさか、むし歯ですかい?(そんなことね〜でしょ?)」

 

「ピンポ〜ン(笑)」

 

「えっ、先生、むし歯って、びょ〜きなんですか??(マジ?)」

 

「病気ですよ、病気です。立派な病気ですよ」

 

「・・・・・(知らなかったぜ・・・)ってことは先生、あっしの口の中は病気だらけってことですかい?」

 

「ピンポ〜ン(笑)」

 

「先生、からかっちゃいけませんよ、からかっちゃ〜(汗)」

 

 

そうなんです、むし歯は立派な病気なんです。みなさんご存知でしたか?私がどうしてこんな質問をするのかといいますと、この質問、つまり「むし歯は病気」と答えられない方が6〜7割はいらっしゃるからなんです。

 

いかがですか?あなたは「むし歯は病気!!」って言えるでしょうか(笑)。

 

 

では今回はこのへんで。おあとがよろしいようで(笑)。

えっ、プリベンション、なにそれ??

こんにちは!守谷市 古谷歯科医院、古谷 容です。

 

今日は待ちに待った(?)診療開始の日です。果たして与太郎さんはどんな心持ちなのでしょうか。興味ありますね。でもなにやら朝から揉めているようですよ、大丈夫かな与太郎さん、乞うご期待です(笑)。

 

 

「なんだいお前さん、ったくあれほど“今夜はやめときな”って言ったのに、こんなになるまで飲んじゃって、しようがないね〜、ホントいやんなっちゃうよ、まったく、いつもいつもこんな調子で大丈夫かねこの人は、歯の治療なんてできるのかしらね」

 

「うるせ〜な〜、静かにしてくれよ朝から、頭痛て〜んだよ」

 

「何言ってんだろうねこの人は、本当に情けないよ、昔はこんなんじゃなかったのにね、どうなっちゃったんだろうね〜、まったく」

 

「うるせ〜って言ってんだろ(イテッ)」

 

と取り付くシマもない与太郎さんです。大家さんのありがたいお話の後しばらくはおとなしくしていたのですが、日が経つにつれ、やっぱり不安がよぎるようになってきたのです。まったく仕様が無い与太郎さんですね(笑)。

 

「そんなこと言ったってあんた、忘れちゃったの、今日は先生ンとこ行くんでしょ?夕べそう言ってたじゃないですか。朝一だって云うから起こしてんのに・・・」

 

「朝一じゃね〜よ、昼一だよ」

 

 

ここんところはきちんと計算しているようですね(笑)。

 

 

「これから松の湯行ってひとっ風呂浴びてゆっくりして、それから行くんだよ」

 

「また怖くなってんじゃないのかい、お前さん」

 

 

と皮肉たっぷりの目で見られて、ますます機嫌が悪くなり、そそくさと出かけていくのでした。

 

 

「お前さんお足おあし、それに手ぬぐい!!」

 

 

なにからなにまで一人じゃできない与太郎さんでした(笑)。

 

 

「ちわ〜・・・」

 

「あっ与太郎さん、こんにちは!」

 

「・・・・」

 

「どうしたんですか与太郎さん。顔色が良くないですよ、また二日酔いですか」

 

「・・・・(図星だぜ)」

 

「大丈夫ですよ、今日は怖くないですよ(にこっ)」

 

「ホントですか、でもなんでです?」

 

「今日はプリベンションの一回目ですから」

 

「プリ??あっ、プリプリですかい?そーですね、プリプリといや〜“ダイヤモンド”もいいけどアッシはやっぱり“M”かな?でも“パパ”もいいっすよね、グッとくるし・・・(娘いないけど)」

 

「なに言ってんですか与太郎さん、違いますよ、プリンセスプリンセスのことじゃなくて、プリベンションですよプリベンション!プリベンション・プログラムのことです」

 

「じゃあなんです、そのプリベンションなにやらってのは?」

 

「予防のことです。与太郎さんのこれからの人生にとって今日がいちばん大事な日だって、先生そう言ってましたよ」

 

「歯磨きのことですかい?それならあっしはちゃんとやってますよ、毎日。それにしても人生って、ちょっと大げさじゃないっすか?」

 

「そうですよね、私もはじめはそう思ってましたけど、どうもそうじゃないみたいですよ、あっ、時間ですね、じゃあ先生の話聞いてみて下さいね、きっと面白いですよ」

 

 

プリベンションのことをプリプリと聞き違えちゃった与太郎さん、先生からどんな話を聞くのでしょう?楽しみですね。

 

 

「こんにちは!与太郎さん。また二日酔いなんですって?」

 

「または無いですよ、先生、または・・・」

 

「あははは、ごめんなさいごめんなさい。ところで与太郎さん、受付で何を話してたんですか?」

 

「いえね、なにやら今日はプリベだかなんだかで、先生からありがたいお話が聞けるって言ってました。なんでもあっしのこれからの人生にとってとっても大事なことだって、ホントですかい(一儲けの話だったらいいんだけど)」

 

「ほ〜、彼女も大したことを云うようになりましたね、立派りっぱ」

 

「感心してないで早く始めましょうよ、先生」

 

「おっと、そうでしたそうでした、じゃあ始めましょうか」

 

 

こんな感じで与太郎さんの診療が始まるようです。どうもいきなり虫歯の治療はしないようで不思議な感じですが、何か理由があるみたいですね。

 

では今日はこの辺で、おあとがよろしいようで(笑)。