えっ、プリベンション、なにそれ?その14

こんにちは! 守谷市古谷歯科医院 古谷 容(いるる)です。

 

先生と源内先生にばい菌について聞けると思いきや、話はまたまた横道に・・・。

まっ、どちらにしても大した話ではないようですので、もう少しお付き合いお願いいたします(笑)。

 

 

「それって酒なんですかい?」

 

「そうだよ、西洋の酒でね、え〜とね、ウイスキーって云うんだ」

 

「ウイスキーってんですかい。なんかハイカラでいい感じっすね」

 

「だろ〜?またこの色がね、琥珀色がたまんないんだよ。それでね、西洋人はこれを小さなガラスの器で呑むんだ、これがまたきつくてな、か〜って感じ」

 

「ほ〜、でも源内先生、あっしたちが呑む日本のなん酒はそのまま飲んでも、か〜ってことにはなりませんよね」

 

「そうだね、やっぱり西洋人は体つきが違うように俺たち日本人とはぜんぜん違うんだ。俺たちにはきついんだね、ウイスキーは」

 

「で?」

 

「そこでね、このウイスキーをね、水や炭酸で割るんだよ。そうすると俺たちにもすんなりと飲めるんだな、これが。どうだい与太さん、呑んでみるかい?」

 

「へい!飲みたいっす(やった〜)」

 

 

「おいおい与太郎さん、もうお酒は充分呑んでるじゃないですか。そのうえにハイボールなんて、知りませんよ、さっきの話はどうなってるんです?」

 

「さっきの話ですかい?」

 

「松の湯での話ですよ、もう忘れたんですか?」

 

「おやおや大家さん、なんですその話と云うのは?」

 

「いえね、先生、ご存知とは思いますが、こいつは大酔っぱらいで、先日も大酒呑んで大立ち回りで、寿司勝のご夫婦やこいつの女房にえらい迷惑をかけたんでね、ちょいと説教したんですよ。それもついさっきのことでしてね、ここへ来る前の松の湯でのことなんですよ」

 

「あらら、そいつはいけね〜な、与太さん。酒は呑んでもいいけど、人様に迷惑かけちゃいけね〜よ。な〜そ〜だろ?もういい大人なんだし所帯も持ってるんだから。ね〜先生」

 

「そうですね、大立ち回りはよろしくないですね」

 

「・・・・・」

 

「でもね大家さん、どうでしょう、ここはこの源内に免じて、一杯だけ。な〜に、このハイボールは悪酔いしないってもっぱらの評判ですから。いいでしょ大家さん、ね?」

 

「本当ですか?にわかには信じられませんが、源内先生がそうおっしゃるのなら今回だけ良しとしましょうか。与太郎さん、一杯だけですよ、約束ですよ、いいですね!!」

 

「えっ、いいんですかい大家さん?ありがて〜な〜まったく。ありがと〜ならいもむしゃぁはたちってね!ねえ大家さん」

 

「まったく与太郎さん、まるで寅さんみたいじゃないですか」

 

「まあまあ大家さんそう言わずに、じゃあおけいちゃん、与太郎さんにもハイボールね」

 

「は〜い」

 

「そう云うことならどうです大家さん、われわれもいってみませんか、ハイボールとやらを」

 

「そうですか、あまり気が進みませんが先生がそうおっしゃるなら試してみましょうか」

 

「そうですかい、そうこなくっちゃ、ね、大家さん大好き!おけいちゃ〜ん、ハイボール二つ、そう追加ね、全部で4つだよ」

 

 

みなでワイワイやっている内にハイボールが揃いましたよ。コップの底の方から小さい泡がブクブク上がってきていて、とってもきれいです。

 

 

「うわ〜きれいっすね。こんなの見たことないっす、氷も浮いてるし、泡がブクブクしてるし!!」

 

「そうですね。私も初めてです」

 

「えっ先生もですかい。みなさん、そんなに見とれてないで早く乾杯しましょうよ。じゃあ不肖あっし与太郎が音頭を・・・」

 

 

あらあらまたいつものようなことに・・・(笑)。

どうやら“ばい菌”の話は当分出てこないのでしょうか。大変なことです。このブログの趣旨が・・・(笑)。

 

では、あおとがよろしいようで。

えっ、プリベンション、なにそれ?その14

こんにちは! 守谷市古谷歯科医院 古谷 容(いるる)です。

 

先生と源内先生にばい菌について聞けると思いきや、話はまたまた横道に・・・。

まっ、どちらにしても大した話ではないようですので、もう少しお付き合いお願いいたします(笑)。

 

 

「それって酒なんですかい?」

 

「そうだよ、西洋の酒でね、え〜とね、ウイスキーって云うんだ」

 

「ウイスキーってんですかい。なんかハイカラでいい感じっすね」

 

「だろ〜?またこの色がね、琥珀色がたまんないんだよ。それでね、西洋人はこれを小さなガラスの器で呑むんだ、これがまたきつくてな、か〜って感じ」

 

「ほ〜、でも源内先生、あっしたちが呑む日本のなん酒はそのまま飲んでも、か〜ってことにはなりませんよね」

 

「そうだね、やっぱり西洋人は体つきが違うように俺たち日本人とはぜんぜん違うんだ。俺たちにはきついんだね、ウイスキーは」

 

「で?」

 

「そこでね、このウイスキーをね、水や炭酸で割るんだよ。そうすると俺たちにもすんなりと飲めるんだな、これが。どうだい与太さん、呑んでみるかい?」

 

「へい!飲みたいっす(やった〜)」

 

 

「おいおい与太郎さん、もうお酒は充分呑んでるじゃないですか。そのうえにハイボールなんて、知りませんよ、さっきの話はどうなってるんです?」

 

「さっきの話ですかい?」

 

「松の湯での話ですよ、もう忘れたんですか?」

 

「おやおや大家さん、なんですその話と云うのは?」

 

「いえね、先生、ご存知とは思いますが、こいつは大酔っぱらいで、先日も大酒呑んで大立ち回りで、寿司勝のご夫婦やこいつの女房にえらい迷惑をかけたんでね、ちょいと説教したんですよ。それもついさっきのことでしてね、ここへ来る前の松の湯でのことなんですよ」

 

「あらら、そいつはいけね〜な、与太さん。酒は呑んでもいいけど、人様に迷惑かけちゃいけね〜よ。な〜そ〜だろ?もういい大人なんだし所帯も持ってるんだから。ね〜先生」

 

「そうですね、大立ち回りはよろしくないですね」

 

「・・・・・」

 

「でもね大家さん、どうでしょう、ここはこの源内に免じて、一杯だけ。な〜に、このハイボールは悪酔いしないってもっぱらの評判ですから。いいでしょ大家さん、ね?」

 

「本当ですか?にわかには信じられませんが、源内先生がそうおっしゃるのなら今回だけ良しとしましょうか。与太郎さん、一杯だけですよ、約束ですよ、いいですね!!」

 

「えっ、いいんですかい大家さん?ありがて〜な〜まったく。ありがと〜ならいもむしゃぁはたちってね!ねえ大家さん」

 

「まったく与太郎さん、まるで寅さんみたいじゃないですか」

 

「まあまあ大家さんそう言わずに、じゃあおけいちゃん、与太郎さんにもハイボールね」

 

「は〜い」

 

「そう云うことならどうです大家さん、われわれもいってみませんか、ハイボールとやらを」

 

「そうですか、あまり気が進みませんが先生がそうおっしゃるなら試してみましょうか」

 

「そうですかい、そうこなくっちゃ、ね、大家さん大好き!おけいちゃ〜ん、ハイボール二つ、そう追加ね、全部で4つだよ」

 

 

みなでワイワイやっている内にハイボールが揃いましたよ。コップの底の方から小さい泡がブクブク上がってきていて、とってもきれいです。

 

 

「うわ〜きれいっすね。こんなの見たことないっす、氷も浮いてるし、泡がブクブクしてるし!!」

 

「そうですね。私も初めてです」

 

「えっ先生もですかい。みなさん、そんなに見とれてないで早く乾杯しましょうよ。じゃあ不肖あっし与太郎が音頭を・・・」

 

 

あらあらまたいつものようなことに・・・(笑)。

どうやら“ばい菌”の話は当分出てこないのでしょうか。大変なことです。このブログの趣旨が・・・(笑)。

おあとがよろしいようで!

えっ、プリベンション、なにそれ?その13

こんにちは! 守谷市古谷歯科医院 古谷 容(いるる)です。

 

「あら、源ちゃん、あっ違った源内先生!いらっしゃい!」

 

 

おやおやインターネットの生みの親、源内先生が登場しましたよ。でもエレキテルの話は聞いたことありますけど、インターネットまではちょっと・・・まっいいか(笑)。

 

 

「あらっ与太郎さん、急に飛び出していったので心配していたんですよ」

 

「・・・面目ありません(こんな所で会うとは・・・)」

 

「まあ先生まで、どうしたんですか今日は?珍しいですね、お二人ご一緒なんて」

 

「いやいやおけいちゃん、ちょうどそこの角で先生にバッタリお会いしたもんだから、どうですご一緒しませんか、ということになったんだ、ねえ先生」

 

「はい」

 

「そうだったんですか。先生もお久しぶりです」

 

「ホントだね、ここの所ちょっと忙しくてね。おや大家さんもいらしてたんですか。そうでしたね、大家さんと与太郎さんはお友達でしたね」

 

「止めてくださいよ先生、こんな酔っ払いと友達だなんて・・・(おけいちゃんとおんなじ事を・・・)」

 

 

「どうです、せっかくですからご一緒に」と大家さん。

 

さすが年長者です(笑)。

 

「そうですか、ではそうさせてもらいましょう、先生いいですか?」

 

「もちろんです」

 

 

ということで、4人で呑むことになりましたよ。なにやら楽しそうですね。私も参加したいくらいです(笑)。

 

 

「ところで与太郎さん、なんで話の途中で飛び出して行ったんです?」

 

「だって先生そうでしょう、身体中ばい菌だらけって言われてね、そりゃあ気持ち悪くなりますよ誰だって、そんで松の湯へ行ってひとっ風呂浴びなきゃって・・・そしたら大家さんが居て、説教されるは、1兆だ100兆だって脅かされるはで、散々だったんですよ(それに架純ちゃんまで・・・)」

 

「まあまあ与太郎さん、そう云いなさんな、ちょうどいいじゃないですか」

 

「なんでです?」

 

「だって、先生とそれに源ちゃん?あっもとい、源内先生もいらっしゃるんですから、何でもお聞きしたらいいじゃないですか」

 

「たしかにその通りですね。じゃあ聞いちゃおうかな(笑)」

 

「なんです与太郎さん、先生にものをお聞きするのに“聞いちゃおうかな”はないでしょう、聞いちゃおうかなは!」

 

「まあまあ大家さん、そんなことより先生方、なににしますか、お飲み物?」

 

と、おけいちゃんが割って入りましたよ。さすがプロですね(笑)。

 

 

「え〜と私は熱いのを。源内先生はどうします?」

 

「私はね、ハイボールを」

 

「はい!」とおけいちゃん。

 

「なんです、そのハイボールってやつは、源内先生」

 

「いやいやこれはね与太郎さん、長崎で流行ってる西洋の飲み物でね、これがまた旨いのなんのって、シャワシャワって喉越しがね、これがたまんないんだよ」

 

「酒なんですかい?」

 

 

あらあらまた話があらぬ方向へ行ってるようですよ(笑)。肝心のばい菌の話はどうなっていくのやら。続きはまたこの次に。

 

では、おあとがよろしいようで(笑)。

 

えっ、プリベンション、なにそれ?その12

こんににちは!守谷市 古谷歯科医院 古谷 容(いるる)です。みなさんご機嫌いかがですか?

 

皮膚には1兆個の細菌がいる、と聞いた与太郎さん。私たちと共生して皮膚に潤いを与え、よろしくない細菌などの侵入を防いでいる、とも聞きました。

 

でも、「気持ち悪っ!」って気持ちは変わりません。

 

 

「じゃあ与太郎さん、お腹の中にはどのくらいのばい菌がいると思いますか?おへその下辺りなんですがね・・・」」

 

「へその下あたりですかい・・・下っ腹ですね?」

 

「そうなりますね」

 

「でもね、大家さん、確かに皮膚にはいるかも知れね〜ですがね、百歩譲ってですよ、でも身体の中にはいね〜んじゃね〜ですか、大家さん。さすがにまずいっすよ、ばい菌が腹の中にいたら、そうでしょ?」

 

「確かにそうですよね、でもね与太郎さん、どうもそうでもないみたいなんですよ、実際はね・・・」

 

「と云うと?」

 

「いいですか心してよ〜くお聞きなさいよ、あなたのお腹の中にはね、100兆個のばい菌が・・・」

 

「ひゃひゃひゃっ、ひゃくちょ〜〜っすか??なんですか、それは??正気ですか大家さん??よく平気でそんなこと言えますね」

 

「いやいや与太郎さん、私も初めは驚きましたよ、なにしろ皮膚より10倍も多いんですから」

 

「ぎゃあ〜〜〜〜!!」

 

 

と大声を出して腰を抜かした与太郎さんでした。それを見ておけいちゃんが飛んできましたよ。

 

 

「どうしたんです与太郎さん、大っきな声出して、ほかのお客さんに迷惑じゃないですか!!」

 

「・・・・・・(酒をくれ!)」

 

「いやおけいちゃん実はね、身体にいるばい菌の話をしていたんですよ」

 

「どんな話しです?」

 

「お腹には100兆個のばい菌がいるって話ですよ」

 

「あ〜〜な〜んだ、その話ですか、私も聞きましたよ、ビックリしますよね」

 

と意外とあっさり。拍子抜けした大家さんは、

 

「えっ、何で知ってるんです?誰から聞いたんです?」

 

「源ちゃんからです。源内先生です(それがなにか?)」

 

 

おけいちゃんのこの一言に、さすがの大家さんも絶句。平静を装うように盃を重ねるのでした(笑)。

 

とその時、ガラガラッと入ってきたのは、

 

 

「あら、源ちゃん、あっ違った源内先生!」

 

 

とまあ新たな展開ですが、今日はここまで。続きは次回。

おあとがよろしいようで(笑)。

 

えっ、プリベンション、なにそれ?その11

こんにちは! 守谷市古谷歯科医院 古谷 容(いるる)です。

 

酔っ払って寝ちゃう前に大家さんからばい菌の話を聞きたい与太郎さん。うまくいくでしょうか。それにしても昼酒は・・・・(笑)。

 

 

「ちょっと待って下さいよ、大家さん。ちょっとペースが早くないですか?」

 

「えっ、そうですか?いつもとおんなじですけどね」

 

「それより、大家さん、源ちゃんが作った、インターネットとやらで調べたんでしたよね、ばい菌」

 

「そうそう、そうでした」

 

「その話を聞きたいんです。結局ばい菌だらけなんでしょ、あっしは?先生が言う通り・・・」

 

「そうらしいですね。私もビックリして信じられなかったんですが、調べるまではね」

 

「そのインターネットってやつですね」

 

「そうなんです。これはとても便利でね、チャカチャカってやるとなんでもすぐに答えが出るんです」

 

「へ〜、そんな便利なものがこの世にあるんですか。横丁の角にいる八卦占いの先生みたいなんですかね」

 

「あはは、そうかも知れませんね(笑)あの先生も元は赤穂のお武家様だったんですがね、あの一件でね・・・、ままっ与太郎さんもどうです、一杯」

 

「いやいやあっしは燗は苦手で、これでやってますんでご心配なく(やっぱ酒は冷でなきゃな)」

 

「そうでしたね、じゃあ私も手酌で・・・」

 

「そんで大家さん、その占いの結果はどうだったんです?」

 

「そうなんですよ与太郎さん、心して聞いてくださいよ」

 

「へい!」

 

「じゃあそうですね、どこのばい菌の話しをしましょうかね、与太郎さんが松の湯に来たきっかけ、体の表面ですね、つまり皮膚、知ってますか、皮膚?ゴシゴシやりたいんでしょ?」

 

「そそうですけど、それがなにか・・・」

 

「皮膚にはね、つまり与太郎さんの体の皮にはね、なんと1兆個のばい菌がいるんですって、1兆個ですよ」

 

「えっ、いっちょ〜こですかい?1兆個って何個なんです?大家さん、情けね〜んですがね、あっしは10までしか数えられないんすよ・・・ひ〜ふ〜み〜ってね(指は10本しかね〜し)」

 

「まま、10まで数えられれば充分ですよ、いいですか、1兆と云うのはね、10を12回かけた数字なんです」

 

「10と10を掛けると100ですかい?」

 

「凄いじゃないですか、そうやって12回繰り返すんだそうですよ。100に10を掛けると1000。そうやっていくとその内1兆になるんです」

 

「するって〜と大家さん、とてつもなくたくさんの山のようなばい菌があっしの皮に住んでるってことになるじゃね〜ですか、生きてるんですかい、気持ち悪っ!!大家さんこんな所で呑んでる場合じゃね〜ですよ、松の湯いきましょう!!」

 

「まあまあ、何を言ってるんですか、今さっき浴びてきたばっかりじゃないですか。いいですか、これはね誰でもおんなじなんですよ、誰もね、私も、あそこにいるおけいちゃんも、あっそうそう、なんでしたか、架純ちゃんでしたっけ、お気に入りの」

 

「えっ架純ちゃんがどうしたんです?ままま、まさか架純ちゃんも!?やっぱり?(先生とおんなじことを・・・)」

 

 

まだ濡れている手ぬぐいを片手に立ち上がりかけた与太郎さん。またまた架純ちゃんもばい菌だらけと聞いて、へなへなと座り込んでしまいましたよ(笑)。

 

それにしても皮膚常在菌が1兆個とは、恐ろしい数字ですね。人によって数や種類は違うといいますが、人間と共生しているようです。そして汗や皮脂を食べ、酸性のうんちやおしっこを出し、皮膚を弱酸性に保ち、結果しっとりとした潤いのある肌を作り維持しているということです。

 

以上、聞いた話です(笑)。この続きは次回。おあとがよろしいようで!

 

 

えっ、プリベンション、なにそれ?その10

 

こんにちは!守谷市古谷歯科医院 古谷 容(いるる)です。

 

松の湯で説教されてる与太郎さん、大家さんと一緒にやっと風呂から上がれましたよ。でも、肝心のばい菌の話はいったい・・・・。

 

「は〜〜〜〜、やっぱり風呂上がりの牛乳は格別ですね、大家さん」

 

ついさっきまでしゅんとしていた与太郎さん、牛乳で元気回復のようですね(笑)。

 

「どうです大家さん、これから“藪”にでも繰り出しませんか?(大家さんのおごりで)」

 

・・・とは、何とも反省のかけらも見られませんね、この人には。

 

渋る大家さんを強引に説得し、結局二人は“藪”へ。昼から一杯やろうって寸法でしょうか(笑)。

 

「ちわ〜」

 

「いらっしゃい、あらお二人揃って、いいですね」

 

「どこがいいんですか、おけいちゃん、こんな酔っぱらいと二人なんて(迷惑なんです、実際)」

 

「まあまあ、大家さんそんなこと言わないで、何にします?あっしはね、とりあえず冷でいいから酒持ってきて、安いのでいいんだよ、そういつものやつね。えっ、つまみ?え〜と、じゃあ焼き味噌で、大家さんはどうします、いっしょでいいですか?」

 

「私はイヤですよ冷なんて、“冷酒と親の小言は後から効いてくる”って云いますからね。私には熱いのお願いしますよ、つまみはね、じゃあ私は、塩辛お願いします」

 

 

“いい歳をして親の小言もないもんだぜ”とあきれ顔の与太郎さんを他所に、大家さんも決して嫌いな方ではないので、

 

「では少しだけ頂きましょう」なんて云いながらちびちび始めたのでした。

 

 

「ところで大家さん、ばい菌の話の続きなんですが・・・」

 

「ばい菌?ああそうでした、ばい菌の話でしたね。私も先生に“ばい菌だらけ”って言われてびっくりしたという話でしたね」

 

「そうです。それが何でか知りませんがね、あっしの酒癖の話になっちまって・・・」

 

「アハハハ、何ででしょうね。あっ、そうそうそうでした、“自分では気が付かないことってたくさんありますよ”という話しでした、そうでした」

 

「気が付かないで平気でいても実はってことありますよってことでした。余所様の目で見たらって話とか」

 

「そうでしたね。今日までそんなこと思ってもいなかったのに、先生から“ばい菌だらけ”って言われて、それから、汚いって思うようになり、いてもたってもたまらず松の湯に来たんでしたね?」

 

「そうっすけど・・・」

 

 

と、飲みながらの話ですので、また変な方向へ行くかもしれませんよ(笑)。

 

 

「私も先生にそう言われてびっくりしたってことは話しましたか?」

 

「つい今さっき言ったじゃないですか、大家さん大丈夫ですか?まっ一杯どうぞ」

 

「おっとっと。それで私も心配になってね、インターネットで調べたんです」

 

「インターネット?なんですそれ?」

 

「あら、あなた知らないんですか、インターネットですよ。ほら最近、讃岐から出てきて隣町に住んでいる、発明家の、え〜と、そうそう平賀、平賀なんていいましたかね、有名なお人ですよ。おけいちゃん知ってますか?」

 

「なんですか?」

 

「平賀って言う発明家、知ってる?」

 

「あ〜、源ちゃんね。源内先生でしょ?知ってますよ、知ってるなんてもんじゃないですよ」

 

「えっ?」

 

「うちのお客さんですから・・・源ちゃん」

 

 

とまあ、なかなか本題に入れないご両人です。

 

おあとがよろしいようで、この続きはまた(笑)。

えっ、プリベンション、なにそれ?その9

えっ、プリベンション、なにそれ?その9

 

こんにちは!守谷市古谷歯科医院 古谷 容(いるる)です。

 

「え〜い、もったいぶらないで早く教えてくださいよ!」

 

こぶしを握ってガバッと立ち上がった与太郎さん。結果“一物”が大家さんの鼻先に・・・。

 

 

「止めて下さい、与太郎さん、汚いもの目の前に出さないで下さい!」

 

「あっすいません、失礼しました。でも汚いものはないですよ、大家さん(よ〜く洗ったからきれいだし)」

 

「そうですか、でも汚いものは汚いものです。自分ではそう思っていなくてもね、よそ様から見たら汚く感じるってこともあるんですよ。まっ座りなさんな」

 

「・・・・(せっきょう??)」

 

 

なにやら大家さんはひとこと言いたいことがあるみたいです(笑)。

 

 

「一昨日の晩の事ですよ、憶えてますか?」

 

「へい、豆腐屋のサダと一杯やってましたけど・・・それがなにか」

 

「それがなにかじゃないですよ、まったく!どこで呑んでたんです?」

 

「最初は飯田屋。どぜうで一杯やりました。駒形にしようか飯田屋にしようか迷ったんですけど、やっぱり飯田屋にしました。いや、うまいのなんのって、酒は進むし、たまんないっすね、どぜう、ごぼうがね・・・」

 

「なにがごぼうです、そこで終わったわけじゃないでしょ?最後はどこだったんです?」

 

「え〜と、それがですね、よく憶えてないんですよ。情けないことに。昨日サダに会ったんで聞いてみたんですが、サダも覚えてないって・・・」

 

「ほ〜らごらんなさい、こういうことなんです、私が言ってるのは。いいですか、私のほうがよっぽど知ってますよ。サダは豆腐屋ですから、朝が早いんで、帰るって何回も言ってたのに、お前さんはそんなことには耳も貸さず、夜中中引っ張り回し、もうネタがないっていう寿司勝でゴネて大暴れだったそうじゃないですか」

 

「・・・・」

 

「みねちゃんも泣いてましたよ。正体がなくなったお前さんを寿司勝の親父とおかみさんで送ってきてくれたんですからね。平謝りでしたって、みねちゃん」

 

「・・・・」

 

「こういうことなんですよ、いいですか、自分ではいいと思ってやっていることでもね、世間から見たら、目を覆いたくなる、ということもあるんです、一昨日のお前さんのことですよ、どうです?」

 

「・・・分かりました分かりましたよ大家さん、もう勘弁して下さい。これからみんなに謝ってきますから、よ〜く分かりました、以後気を付けますから」

 

「一番は誰に謝るんです?」

 

「そりゃあ寿司勝のおやじと・・・」

 

「違います、みねちゃんでしょ?一番は」

 

「・・・だから今朝機嫌が悪かったんだ・・・」

 

「まったく幸せなお人ですよ、あなたは・・・」

 

「・・・とと、ところで大家さん。ためんなるお話の途中で失礼なんですけど、今の話とばい菌の話はなんかつながりはあるんですかい?(関係ないんじゃ?)」

 

「・・・・」

 

 

あれあれ?なにかちょっと話がずれてきちゃったようですよ。何を言ってるんでしょう?大家さんも熱い湯に長いこと浸かってたので、頭がぼ〜っとしてきちゃったんですね。それでいつもの説教口調に・・・。

 

 

「ままっ、大家さん大家さん、よ〜く分かりました。顔真っ赤ですよ。ちょっと上がりませんか?お〜い、トメ!!」

 

「うるさいな、手を離しなさい、トメ、大丈夫ですよ、離しなさいって!!」

 

「分かりました、はいはい」

 

「何がはいはいです、年寄り扱いしないで下さい!」

 

 

というわけで風呂から上がった二人です。

 

今日はこのへんで、おあとがよろしいようで(笑)。

 

 

 

えっ、プリベンション、なにそれ?その8

こんにちは! 守谷市古谷歯科医院 古谷 容(いるる)です。

 

口の中は言うに及ばず、身体中ばい菌だらけと先生から聞かされた与太郎さん、「やっぱ、先生、ひとっ風呂浴びてきます、じゃあまた〜」と飛び出していったのでした。

 

「あっ与太郎さん、まだ話が・・・」

 

 

「ったく、身体中ばい菌だらけなんてちょっと信じられないぜ、まして架純ちゃんもだなんて、云うにことかいて・・・(失礼な)」

 

 

なんてブツブツ云いながら歩いていると、いつの間にか松の湯の前。ちょうど玄関前を掃除中の三助のトメが、

 

「あれ与太郎さん、朝浴びたじゃね〜ですか。なんです、朝浴びて昼もだなんて、豪勢じゃね〜ですか、でも、なんかあったんすか、暗い顔して・・・」

 

「豪勢でも何でもね〜し、なんにもね〜よ、うるせ〜な」

 

「おっ、ご機嫌斜めですか(笑)」

 

「うるせ〜っつの」

 

「あっそういや〜、大家さん入ってますよ、ついさっきです」

 

「えっホントかい?ちょうどいいや、大家さんに話し聞いてもらおうかな」

 

 

大急ぎで着物を脱ぐと、

 

 

「ちわ〜、ご無沙汰しています、大家さん、お元気そうで何よりです」

 

「お元気そうで何よりって、なんです気持ちの悪い、どうしたんです、何かあったんですね、その顔は」

 

「・・・・」

 

「図星ですね、話してみなさいよ、誰も居ないんですから(大丈夫かねこの風呂屋は)」

 

「いえね、大家さん、実はさっき先生ンとこへ行ってきたんですよ」

 

「ほ〜、それで?」

 

「・・・、あっしはばい菌だらけって言われたんです」

 

「あはは、ばい菌の話しですか。そうですか、その話は私も聞きしましたよ。ためになる話だったでしょ?でも、それがどうしたんです?」

 

「あっしはそりゃあ汚ね〜からいいにしても、架純ちゃんもだって云うから帰〜ってきたんです(プイッとね、ケツまくっちゃうよ)」

 

「えっ架純ちゃん??なんですそれは?」

 

「まっ、いいっすよこの話は・・・(ご老体には関係ないし)」

 

「そうですか。でも、それって、むし歯菌の話ですね?」

 

「そうです。むし歯の原因はあんころ餅やおはぎじゃないって、先生そう言ってました(日本酒も違うって・・・)」

 

「いいじゃないですか、あ〜たのむし歯の原因が分かったんですから」

 

「でも身体中ばい菌だらけって・・・」

 

「やっぱりね、実は私もそう言われてびっくりしましてね、いろいろと調べたんですよ」

 

「えっ、そうだったんですかい、大家さんもビックリしたんですね」

 

「そりゃあそうですよ。それでね、分かったんです」

 

「え〜い、もったいぶらないで早く教えてくださいよ!」

 

 

というわけで、二人とも顔が真赤になってきましたので、今日はこのへんで。

 

おあとがよろしいようで(笑)。

 

えっ、プリベンション、なにそれ?その7

 

こんにちは! 守谷市古谷歯科医院 古谷 容(いるる)です。

 

ついに虫歯の原因は“むし歯菌”と知ってしまった与太郎さん。

 

「ってことは何ですかい、先生!あっしの口ん中には、なんですか、その“

むし歯菌“ていう、バイキンがいるってことですかい?(カタカナで云うとバイキンマンって感じだぜ)」

 

「そうなりますね」

 

「えっ、・・・・あっしの口ん中にばい菌??」

 

「どうしたんですか?」

 

「どうしたんですか、と言われましても、その〜(信じられないぜ、実際)」

 

「信じたくない気持ちはわかりますが、本当のことなんですよ、これは」

 

「・・・・」

 

「いいですか与太郎さん、人はね、ばい菌だらけなんですよ。ほらこの私の顔とか腕とかの皮膚にもね、ばい菌はいっぱいいるんです。お腹の中にもですよ、それに口の中にもです」

 

「・・・・」

 

「常に存在する菌、つまり、難しい言葉で云うとね、“常在菌”っていうんですよ」

 

「じょ〜ざいきん・・・?」

 

「そうです、さっき言った皮膚にはね、“皮膚常在菌”おなかには“腸内常在菌”そしてお口の中には、“口腔内常在菌”ってばい菌が居るんです。しかも山のように満載してるんですよ」

 

「そんなんじゃ汚くてしょうがね〜じゃね〜ですか、先生!これからひとっ風呂浴びて、そうそう三助のトメによ〜く流してもらってきますよ、先生、一緒に行きませんか?」

 

「何を言ってるんですか、それに朝行ってきたんでしょ?」

 

「そんなこと言ったって、あっしの身体にばい菌がうようよいるって聞くと、もう気持ち悪くて気持ち悪くて・・・(抗菌グッズ買いに行こ)」

 

「いいですか与太郎さん、あなたがよしえさんのお腹の中にいた頃はばい菌なんてそりゃあ一匹もいませんでしたよ。でもね、ヨイショ!ってね、この世に出てきてからは、それはそれはたくさんのばい菌と一緒に生きてるんですよ、28年もね。みんなそうなんですよ、誰でもです。それにあなたの大好きな架純ちゃんもばい菌だらけなんですよ」

 

「えっ、あの架純ちゃんにもばい菌が?(絶句、まさか)」

 

「これをね、難しい言葉で云うと、“共生”って云うんです。一緒に生きているってことなんですね、助け合ってるんですよ」

 

「きょ〜せ〜、ですかい?でもあっしはばい菌なんかに助けてもらってる覚えはありませんぜ、実際(何云ってんだかこの人は、大丈夫か?)」

 

 

とかなんとか云いながら、自分を合理化しようとしていますね。聞いたことのないような話の連続で、少々疲れ気味の与太郎さんでした。

 

今日はこのへんで、あおとがよろしいようで(笑)。

 

注)本稿での“ばい菌”は一般用語であり、生物学的には“菌”“細菌”あるいは“微生物”である。また“よしえさん”は与太郎さんの母上である。以上、蛇足でした。また架純ちゃんとは、あの有村架純ちゃんだかなんだか、ご想像にお任せいたします。架純ちゃん、ゴメン!(笑)。

 

えっ、プリベンション、なにそれ?その6

こんにちは!守谷市古谷歯科医院 古谷 容(いるる)です。

 

 

「じゃあ与太郎さん、むし歯の原因は、あんころもちやおはぎですか?」

 

とたたみ込まれた与太郎さん、さすがにちょっと、ムッとしているみたいですよ(笑)。

 

 

「・・・・、ちょっと待って下さいよ、先生」

 

「なんです?」

 

「確かにおかしいすっね、インフルエンザや結核はウイルスや菌、最近流行りのエイズもウイルス、こんなの常識だし・・・平昌で流行りのノロもウイルスだし・・・」

 

「ほ〜」

 

「何でむし歯はあんころもち・・・・(変だなこれは・・・)」

 

 

さすがの与太郎さんも“ちょっとおかしいんじゃない”って気付いてきたみたいですね。

 

 

「先生!むし歯もウイルスやら菌やらってのがいるんですかい?いや、そうにチゲ〜ね〜。先生!そうなんでしょ?あんころもちじゃあね〜んですよね?」

 

「・・・・ほ〜」

 

「ほ〜じゃね〜ですよ、どうなんです、先生!どうなんです?サア〜、サア〜、サアサアサアサア〜〜!」

 

「♪〜知らざあ言って聞かせやしょう、浜の真砂と五右衛門が、歌に残せし盗人の〜〜」

 

「先生、ちょっと待って下さいよ、先生!白波五人男じゃあね〜んですから」

 

「おっと、そうでした、お前さんがサアサア〜なんて云うもんですから、つい調子に乗ってしまって・・・(今はまってるもんで歌舞伎・・・)」

 

「浜松屋ですかい、先生?頼みますよ、仕事中ですよ、仕事中!」

 

「アハハハ、私としたことが、申し訳ありませんでした、与太郎さん、ところで何の話でしたっけ?」

 

「・・・・。なんの話じゃねあ〜ですよ、あんころもちやウイルスの話ですよ」

 

「そうでしたね、そうでした」

 

「そうでしたって先生、大丈夫ですかい?それでなんなんです、その〜、むし歯の原因ってやつは?まさか“むし歯菌”なんてことはね〜ですよね、まさかね、あはは〜」

 

「・・・・(汗)」

 

「えっ、なんですこの沈黙。そのまさかなんですかい?」

 

「ピンポ〜ン、正解です!凄いですね、与太郎さん!その通りですよ!」

 

「やっぱりそうですかい、そうじゃね〜かなって思ってたんですよ。実際あんころ餅ってのはやっぱり変ですよね、ど〜考えてみても(笑)」

 

 

と、まあこんな塩梅で、むし歯の原因は“むし歯菌”と知った与太郎さんでした。

これからどうなりますやら。

 

本日もおあとがよろしいようで(笑)。