えっ、プリベンション、なにそれ?その19

こんにちは!守谷市古谷歯科医院、古谷 容(いるる)です。

 

何やら源内先生が、おけいちゃんの膝で膝枕をしたのしないので大騒ぎになってますよ。でも源内先生は言を左右していますが、おけいちゃんの様子を見ていますと、まんざらでもなさそうですね(笑)。

 

 

「そうなんですか、ご両人は。はは〜源内先生も隅におけませんな」

 

「いやいややめてくださよ、大家さん、そんなんじゃないんですよ」

 

「はは〜ん、そうか、おけいちゃんがやけにばい菌のこと詳しかったりするのが変だなとは思ってたんだけど、そういうことだったんだ」

 

「まあまあ皆さん、仮にお二人がそういう間柄だったとしても、いいじゃないですか。お二人とも独り身なんだし、そういうことになっても、ね〜源内先生」

 

「・・・・・(先生まで・・・覚えてないっつ〜のに)」

 

 

あらあら、どうも話の流れが二人はそういう間柄だということになちゃったみたいですね。あ〜こわ!

 

 

「おい源ちゃん、覚えてないの一点張りじゃしょうがね〜よ。それじゃこの間のおいらとおんなじだよ、ね〜大家さん」

 

「そうですね、おんなじですね。ことの大小はありますけどね」

 

「事の大小って・・・」

 

「あ〜たのは人様に大きな迷惑をかけますけれど、源内先生とおけいちゃんは誰にも迷惑はかけてませんからね。それにお二人で幸せになってもらうんですから、いいことじゃないですか」

 

「もう大家さんたら!」おけいちゃんは前掛けで顔を隠し、奥へ行ってしまいました(笑)。

 

「あはは、若いということは何ともいいですね、ういういしくてね。見ててもなんかこう幸せな心持ちになりますね、ねえ先生」

 

「そうですね、なんかそういう目で見てますと、お似合いのカップルという感じがしてきました、今まで思ってもみませんでしたが」

 

「ちょっと待ってくださいよ、先生も大家さんも何言ってるんですか。酔っ払って膝枕したのしないのくらいで、もう夫婦の契り結んだみて〜になってますけど、早すぎやしね〜ですか、早すぎや、ねえ源ちゃんはどうなの、そんな気ないよね?」

 

「・・・・・」

 

「げっ、その顔と沈黙はまんざらでもね〜ってこと?」

 

「ほ〜ら見なさい。与太郎さん、これが世間というものですよ。ほら、あ〜だこ〜だと言ってごねていた熊さんだって、あたしが紹介した娘と秋には祝言上げるって、聞いてるでしょ?」

 

「聞いてますけど。そうっすか、これが世間っすか・・・」

 

「そうです、こういうことはね、親なんかより、周りが段取り立てて進めるに越したことないんです、昔から。そう昔からね。二人の話なんか聞いてたら埒が明かないんです。だからね、どうですこういうことで、ねえ先生」

 

 

話しを振られた先生が「そうですね〜」なんて言ったものですから、

 

 

「よしっ!そうと決まったら早速段取りしちゃいましょう。ねっ、善は急げと言いますからね、昔から(いいことは早くしないとね)」

 

 

あらあらとんでもないことになってきちゃいましたよ。当の二人の話なんかお構いなく、大家さんはどんどん話を進めていきます。でも源内先生もおけいちゃんもそんなに悪い気はしていないと思うのは私だけでしょうか?まっ、大家さんが言うように“これが世の中”なのかも知れませんが・・・。それにしても若い二人の人生がこんなふうに決まっていくのかと思うとなにやら空恐ろしい感じもしますね(笑)。

 

 

おっとまた今回も長くなってしまいました。それに当初の目的(落語DEお勉強)の趣旨からかなり外れてしまいました(汗)。

 

そろそろ軌道修正しないと(笑)。

 

では!おあとがよろしいようで!

えっ、プリベンション、なにそれ?その18

こんにちは!守谷市古谷歯科医院、古谷 容(いるる)です。

何やら先生お目覚めのようですよ(笑)。

 

「おはよ〜ございま〜す。先生復活ですか?(笑)」

 

 

みな、クスクス笑っています。でも相手が先生ですから大笑いはできません。ので、クスクス笑いです。みな肩が揺れています。

 

 

「どうしたんです、みんなクスクス笑って」

 

「おめざめですか、先生、改めまして、おはよ〜ございます」

 

「いや〜少し飲み過ぎました。ハイボール、あまりに美味しかったものですから・・・(何杯飲んだんだろ?)」

 

「でしょ?こんなうまい物教えてくれて、源ちゃんありがとね」

 

「いやいや与太さん、そう云ってもらえりゃ嬉しいよ。勧めたかいがあるってもんだよ、ねえ先生」

 

「そうですね、でも私は何とも言えません。居眠りしちゃったんですから」

 

「何言ってるんですか先生。そんな事あるわけないじゃないっすか。うまいもん食って飲んで、気持ちよくなって、ねぇ、そんでもっていつしか日頃の疲れがど〜っと出て、ついついうとうとする、ねえ大家さん、よくありますよね、誰にでもねぇ」

 

「全くです。与太郎さんもたまにはいいこと言うじゃないですか(それにしても長いねセリフが)」

 

「たまにははないでしょ、大家さん、たまにはは(怒)」

 

「まあまあ与太郎さん、かく云う私も先日あ〜たと淡路町のぼたんで一杯やったとき、不覚にも寝てしまいましたしねぇ」

 

「俺なんかしょっちゅうだよな、おけいちゃん」

 

「え〜っ、自覚してるんですか源内先生。先生なんかしょっちゅうですよ、飲みながら寝ちゃうのなんか。こないだなんか、お〜いって呼ばれたから、なんだろうと思って行ってみたら、源ちゃんなんて言ったと思います?」

 

「いや〜なんだろ、分かんね〜な、源ちゃんなんて言ったの?おけいちゃん」

 

「膝枕するから膝貸して・・・ですって(プンプン)」

 

「・・・・・」

 

「・・・・・」

 

「おやおや源内先生、本当ですかそれは?あまり頂けたものじゃありませんね。ここは蕎麦屋ですよ(それにやぶだし)」

 

「いやね大家さん、それがあんまり覚えてないんですよ。膝枕したのかしなかったのかも・・・」

 

「どうなんだい、おけいちゃん、したのしなかったの?どっち?膝枕」

 

「・・・・・・」

 

「なんです、黙っていたんじゃわかりませんよ」

 

 

とかなんとか妙に盛り上がってきましたよ。

 

あれ?ちょっと待ってください。おけいちゃんの顔がぽっと赤くなって来たじゃないですか。あらあら⤴ど〜ゆ〜こと?(笑)。

 

全くどうなっちゃってるんでしょう、この人達は(笑)。

今回もお勉強とは程遠いお話になってしまいました。先生が復活しましたので、この次はお勉強のお話にしますね。

 

では、おあとがよろしいようで!