えっ、プリベンション、なにそれ?その27

こんにちは!守谷市古谷歯科医院、古谷 容(いるる)です。

 

「じゃああれですかい、“後期定着細菌”とでもいうんですかい?」

 

「ピンポ〜ン!!正解!!与太郎さん凄い!!」

 

 

後期定着細菌・・・メッチャ専門的になってきましたよ(笑)。先生も与太郎さんのノリがあまりにもいいので、嬉しくなっているみたいですね。

 

 

「正解って・・・」

 

「最初ペリクルにひっついた数種類の初期定着細菌の上にね、それこそどんどん後期定着細菌が盛り上っていくんです。普段ひっつかないようなばい菌同士がある特殊な方法であとからあとからくっついていくんです」

 

「ある特殊な方法ですかい?」

 

「そうなんです、本来ペリクルにくっつかないばい菌もくっついていくんです。落合先生は“共凝集”とかって仰ってました」

 

「へ〜、落合先生って物知りなんですね」

 

「何言ってるんですか、落合先生は細菌学っていう学問のそれはそれは偉い教授先生なんですよ」

 

「へ〜そうなんですかい、それでいろんなことご存知なんですね」

 

「私が学生の頃おそわったんです、落合先生も私もずいぶん若かったんですよ、当時は・・・(懐かしい〜)」

 

「先生、懐かしがってないで、先の話教えてくださいよ」

 

「あっそうでしたね、何でしたっけ、そうそう共凝集でしたね」

 

「へい」

 

「後期定着細菌がどんどん凝集していくとね・・・」

 

「凝集していくと・・・?」

 

「あまた多くのばい菌たちがバイオフィルムを形成されて行くんですが、その過程で、そのバイオフィルムのなかでの棲み分けが始まるんです」

 

「棲み分けですかい?」

 

「そうなんです。歯に近い所、つまり深いところは空気が薄くなるので、さっき言った嫌気性菌が占めるようになるんです」

 

「なんかそんな感じがしてきました」

 

「そして“デンタルプラーク”というものになっていくんですね」

 

「“デンタルプラーク”ですかい?なんかかっこいいですね、“デンタルドック”のデンタルですね?」

 

「そうです。よく覚えていましたね。口の中特有のものなんです。日本語では“歯垢”なんて呼んでいますけど」

 

「“歯垢”ですかい、なんか聞こえが悪いじゃね〜ですか。汚そうだし、歯の垢なんて・・・あっしはデンタルプラークのほうがいいっす。でもちょっと長い気もするな〜」

 

「そんな事があって、我々はね、普通に“プラーク”って言ってますけどね」

 

「そうですかい、じゃあプラークで行きましょ!」

 

 

いよいよと云うか、やっとと云うか、とうとうと云うか・・・プラークにたどりつきましたよ、長かったですね(笑)。

 

与太郎さんはもちろんですが、みなさんが将来、虫歯や歯周病から開放された、快適な人生を送ってもらいたい一心でここまで来てしまいました。

 

まだまだ先は長いですが、今日はこのへんで。

お後がよろしいようで。