えっ、プリベンション、なにそれ?その12

こんににちは!守谷市 古谷歯科医院 古谷 容(いるる)です。みなさんご機嫌いかがですか?

 

皮膚には1兆個の細菌がいる、と聞いた与太郎さん。私たちと共生して皮膚に潤いを与え、よろしくない細菌などの侵入を防いでいる、とも聞きました。

 

でも、「気持ち悪っ!」って気持ちは変わりません。

 

 

「じゃあ与太郎さん、お腹の中にはどのくらいのばい菌がいると思いますか?おへその下辺りなんですがね・・・」」

 

「へその下あたりですかい・・・下っ腹ですね?」

 

「そうなりますね」

 

「でもね、大家さん、確かに皮膚にはいるかも知れね〜ですがね、百歩譲ってですよ、でも身体の中にはいね〜んじゃね〜ですか、大家さん。さすがにまずいっすよ、ばい菌が腹の中にいたら、そうでしょ?」

 

「確かにそうですよね、でもね与太郎さん、どうもそうでもないみたいなんですよ、実際はね・・・」

 

「と云うと?」

 

「いいですか心してよ〜くお聞きなさいよ、あなたのお腹の中にはね、100兆個のばい菌が・・・」

 

「ひゃひゃひゃっ、ひゃくちょ〜〜っすか??なんですか、それは??正気ですか大家さん??よく平気でそんなこと言えますね」

 

「いやいや与太郎さん、私も初めは驚きましたよ、なにしろ皮膚より10倍も多いんですから」

 

「ぎゃあ〜〜〜〜!!」

 

 

と大声を出して腰を抜かした与太郎さんでした。それを見ておけいちゃんが飛んできましたよ。

 

 

「どうしたんです与太郎さん、大っきな声出して、ほかのお客さんに迷惑じゃないですか!!」

 

「・・・・・・(酒をくれ!)」

 

「いやおけいちゃん実はね、身体にいるばい菌の話をしていたんですよ」

 

「どんな話しです?」

 

「お腹には100兆個のばい菌がいるって話ですよ」

 

「あ〜〜な〜んだ、その話ですか、私も聞きましたよ、ビックリしますよね」

 

と意外とあっさり。拍子抜けした大家さんは、

 

「えっ、何で知ってるんです?誰から聞いたんです?」

 

「源ちゃんからです。源内先生です(それがなにか?)」

 

 

おけいちゃんのこの一言に、さすがの大家さんも絶句。平静を装うように盃を重ねるのでした(笑)。

 

とその時、ガラガラッと入ってきたのは、

 

 

「あら、源ちゃん、あっ違った源内先生!」

 

 

とまあ新たな展開ですが、今日はここまで。続きは次回。

おあとがよろしいようで(笑)。