続々、デンタルドック、なにそれ?

こんにちは!守谷市古谷歯科医院 古谷 容です。いよいよ今日は与太郎さんが“デンタルドック”を受ける日です。でもなんだか様子が・・・。

 

それでは“落語de勉強”はじまりはじまり〜。

 

明日のことが心配で心配で、寝付きが悪かった与太郎さんは、ついつい飲み過ぎてしまったようです。

 

「あたたた、頭痛て〜(涙)ったくなんて天気だ、お天道さまも意地悪だね、どうも、眩しくて目も開けられないぜ(トホホ、安い酒はダメだね)この間、先生のところから帰〜る時にはなんともいい心持ちだったのが、やっぱり嫌なもんだね(ブツブツ)」

 

と、まったく元気が無い与太郎さんが往来を歩いていますと、向こうから見知ったお人が・・・。

 

「あっ、やだね、大家さんだ、会いたくね〜」

 

と脇へ入ろうとしたその時、

 

「おやっ、与太さんじゃないか、どうしたんですかそんな青い顔して・・・」

 

とは、やっぱり大家さんでした。

 

「あっ大家さん。お早うございます」

 

「おはようございます、じゃあないですよ、なんです朝からフラフラしちゃって、まるで、うらなり瓢箪じゃないですか!」

 

「うらなりはひで〜じゃないですか」

 

「うらなりだからうらなりって言ってんですよ、それにしてもど〜したんです?」

 

「大家さんだけには話したくないです・・・」

 

「何言ってんですかね、この人は、ったく、おおかた夕べ飲み過ぎたんでしょ?あれ、ちょっと待って下さいよ。今日は先生ん所へ行く日じゃないですか、この間元気にそう言ってましたよね?」

 

「・・・・」

 

「はは〜、どうやら怖気づきましたね(笑)それで眠れなくて飲んじゃったんですね?」

 

「・・・・・」

 

「図星ですね(笑)」

 

「面目(めんぼく)ないです」

 

「で、これからどこへ行くんです?こんな早くに」

 

「イエね、そこの松の湯でひとっ風呂浴びてすっきりしよ〜ってことなんですよ。そんで飯でも食って元気つけて、それから・・・」

 

「それから、なんです?」

 

「意地が悪いな大家さんは。先生んとこへ行くんですよ」

 

「ほ〜、それはいい心がけですね。いいことありますよ、きっと」

 

「大家さんも人が悪いや、からかっちゃぁいけませんよ」

 

とまぁこんなわけで、与太郎さんは朝湯をし、アルコールが抜けたところで、ご飯を食べて「さあ」ということで先生のところへと向かうのでした。

 

カチッ!カチッ!

 

「なにやってんだよお前、火打ち石なんか打ちやがって・・・(平次親分みて〜じゃね〜か)」

 

「なにやってんだよじゃありませんよ、そんなに青い顔して出かけようとするもんだから、縁起でもないことが起こっちゃいけないってんで、心配してやってるんじゃありませんか」

 

「おおお、お前、そんなに俺のことを・・・(涙)」

 

「朝から馬鹿なこと言ってるんじゃありませんよ。ところでお前さん、これから行くとこはそんなに恐ろしいところなのかい?」

 

「・・・・・」

 

 

とまあ、朝から大騒ぎの与太郎さんです。

 

いかがでしたか、患者さんである与太郎さん気持ちの変化が分かって頂けたでしょうか(笑)。

では、ちょうど時間となりましたので、この続きは又の機会ということに致しましょう。おあとがよろしいようで。

 

次回は、与太郎さんが実際にデンタルドックを受けるようです。お楽しみに!!

 

 

解説

多くの患者さんが“歯医者”へ行くということは、決してお気楽なことではなく、一大決心で、しかも初めての歯科医院の場合は“清水の舞台”から飛び下りるくらいな気持ちなのではないでしょうか。

 

決して与太郎さんを笑えませんね(笑)。

 

そういう患者さんをお迎えする我々は、パンキー先生や川村先生から“As a guest”という言葉を教えられます。

 

“お客様をお迎えするように”・・・とでも云うことなのでしょうか。

 

では実際にはどのようなことでしょう。

 

 

例えばですが、想像してみてください。

 

あなたのお宅に初めてのお客さんをお迎えする日です。

 

お部屋を片付けたり、玄関まわりを掃除したり、お花を生けてみたり。最初にどんなことを話そうかとか・・・、目に浮かびますね。

 

患者さんを、特に初めての方をお迎えする場合は、そのようにしなさい、と教わります。

 

いかがでしょうか。私たちはそのような温かい雰囲気の歯科医院を目指しています。

 

きっと、今までとは違う ”Dental Experience” を味わえること、請け合いですよ(笑)。